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2022.11.28ブログ

【初心者向け】雅楽の楽器・譜面の購入はどこですればいいのか??

 

「雅楽って面白い!楽しい」を伝える

 

こんにちは。雅楽演奏家・講師の山口創一郎です。

 

今日は雅楽を始めようと思っている人向けに

 

雅楽の楽器・譜面の購入はどこでするべきなのか??


 

ということで、

 

ブログを書いていきたいと思います。

 

雅楽の楽器ってどこで買えばいいのか

マジでわからないですよねw

 

一体どこで売っているのか??

 

大体は神社や宗教の神具店という、

神様の道具を扱っている店で

販売していることが多いんですが、

 

実は最近では・・・

樹脂管であればAmazonや楽天市場でも販売しております。


 

そもそも樹脂(プラスチック)管

本管(竹製)の二種類あるんですが、

 

その違いについては、

過去にこのような動画及び

記事をあげていますので

是非ご参照を♪


ちなみに樹脂管(プラスチック管)については

基本的にはどこで買っても基本的にはつくりは一緒です。

 

特に篳篥と龍笛に関しては

どこで購入されても問題ありませんので、

今日はこちらの方を

紹介させていただいておきます。

 

※龍笛はピッチが430Hz(通常)のものをご購入ください。

442Hzだと現代曲にしか使えませんのでご注意を

 










 

 















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樹脂製篳篥 箱入
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鳳笙については、プラ管でも10万以上するので、

基本的には本管を買うことをおすすめさせていただいております。

 

それでも安いものとなれば、

保証はできませんが、楽天にこのようなものが出ております。

自己責任で購入していただく程度になること、

ご了承ください。(音色はプラ管並だと思います)

 















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ただし、篳篥のリードに関しては

購入場所を選ぶことをおススメさせていただきます。

 

リードに関しては僕が雅楽の講師をやっていく中でも

失敗談というのを多く聞かせていただきます。

 

「Amazonや楽天はどうなんですか??」


 

僕が知っている限りでは、

Amazonで8000円でリードを購入し、

そのリード自体も全く使い物にならなかったものを

見させていただけましたw

(もう吹いた瞬間に音が死んでいるっていうねw)

 

メルカリは私の知り合いの篳篥吹きさんが

出品されていたりもするので、

一概にいいとは言い切れませんが・・・

 

基本的に篳篥のリードの相場は

大体1本2500円~5000円くらいです。

 

とはいっても、高いからといって

いいリードがあるわけでもなく、

安いからといって悪いかといわれたら

そんなこと全然ありません。

 

そして最近雅楽界でよく言われること。

 

「大阪高槻にある淀川の鵜殿という場所でとったリードが一番いい音が鳴る」


 

ということがしばしばいわれますが、

 

これに関しては基本的にエビデンスなどがないので

一概にそんなことはないんじゃないかなーと

個人的には吹いていて感じます。

 

最近では群馬にある渡良瀬川という場所がありますが、

そこのリードの原料をとって制作されているものがあり、

僕も現在そこのリードを使って演奏などをしておりますが、

 

割とそこのリードでも問題ありません。

 

雅楽界では今までそこしかないと思っていなかっただけで

実際は今まで探していなかっただけだったので・・・笑

 

多分日本全国中の原料を育てている農家さん探せば、

いっぱい出てくるかもしれませんという状態です。

とこれは本題ではないので、ここまでで・・・

 

山口がおススメするリードはこちらですね。

篳篥奏者 島田ひろしさんが制作しているリードです。

 

島田ひろしの雅楽・篳篥教室 (peraichi.com)

 

僕自身も毎度、

島田さん以外のところでも

生徒さん用にリードを

何本か常々ストックしておりますので

 

お問い合わせいただければ

販売をさせていただきます。

 

詳しくは下記お問合せフォームまで

山口創一郎の雅楽体験・稽古教室|Gagaku Experience|問合せ (sougagaku.com)

 

教えている生徒さんなどは

お稽古の際に販売を随時受け付けております。

 

笙の電気コンロなどの備品はこちら

 

神具・和楽器・雅楽器専門店天理 | 神具・和楽器・雅楽器のたなかや (tenri-tanakaya.com)

 

武蔵野楽器―雅楽・能楽の専門店 (musashino-gakki.com)

 

雅楽通販 | 神棚・神具の製造販売なら伊勢宮忠 (ise-miyachu.net)

 

【本管について】


 

「樹脂管では物足りない!」

 

「やっぱり楽器をやるのであれば本格的に買いたい!」

 

そう思われる方もおおくおられるでしょう。

 

僕が個人でしている雅楽教室にも

最近では本管を購入されてお稽古に臨まれる方も

多くおられます。

 

しかし、そんな時に悩むこと。

「どこで購入したらいいのかわからない」

 

大体の人がこう思われるのではないでしょうか??

 

「龍笛の本管だと思って購入したらそもそも龍笛ではなかった」


 

そういったケースも、

この2,3年で何回も出くわさせていただきました。

(特にメルカリやヤフオクで出品されている龍笛は龍笛じゃないものが多かったりする)

 

そこで!

私がおススメする楽器を

今日は数か所ご紹介させていただきたいと思います。

 

鳳笙



鳳笙に関しては私が使っている楽器のところだけ

ご紹介させていただきます。

 

奈良県の天理市にあります「工房 響」

 

工房 響 – gagaku-suikoukai

元々は雅楽翠篁会(すいこうかい)という団体で

活動されてはいたものの、

 

現在は楽器の製造・販売を中心にされている工房です。

 

僕自身も20年前に兄弟で雅楽を始めた際に、

姉と妹が当時鳳笙を別のところで習っており、

 

亡き母親が購入した鳳笙がここのものでした。

(現在もその鳳笙を使い、演奏活動やお稽古をつけております)

 

姉が高校時代その鳳笙を使っていましたが、

 

周りから

「山口さんは楽器がいいから上手いんだよ」



周りの同級生や先生などから妬まれるほど

かなりいい音色・はりができる

鳳笙だったりします。

(それを僕が現在も使っているので、

僕も鳳笙が上手く吹けているのは楽器のおかげですw)

 

他は僕自身は使ってないので一概にはよいとは言い切れませんが

周りの演奏者の方からお聞きするのは以下のところだったりします。

京都府 雅楽楽器 制作販売|雅山 (gazan.info)

 

愛知県 柴垣建男氏  

 

愛知県 和音工房 久松  久松氏 

 

武蔵野楽器―雅楽・能楽の専門店 (musashino-gakki.com)

 

雅楽器、和楽器、神具のたなかや (nara-tanakaya.com)

 

雅楽通販 | 神棚・神具の製造販売なら伊勢宮忠 (ise-miyachu.net)

 

連雅屋 / 雅楽器 (rengakai.net)

 

といっても、笙を製造されている方は

ネットに出していないという・・・

 

今の時代ながらアナログさは残っちゃうんですよねーw

 

 

篳篥



 

つぎに篳篥の本管ですが、

僕自身が使っているのはどこのものか自分でもわからず・・・

 

高校2年生の時にとあるところから2万円で引き取った

よくわからない代物なので、

 

これに関しては二つの場所をおススメしております。

 

一つは京都にある「八幡内匠」

 

管楽器 | 京都市の雅楽器師のことなら八幡内匠 (yawatatakumi-kyoto.com)

 

最近生徒さんも購入されれば、

陽雅会のメンバーも数名ここの

篳篥を愛用している方も多かったり。

 

実際吹かせていただきましたが、

音色は間違いありません!ってくらい、

なかなか良質な音が鳴るのが特徴的です。

 

ただ、お値段は大体20万円~30万円。

本気でやるのであれば、この楽器を購入するのは間違いないと

言い切れます。

 

もう一つが同じく京都にある「古弾」

 

谷田さんという方が制作されている篳篥も

演奏者の中では評判が高い楽器だったりします。

 

ただし、ここもWebがないという・・・

 

アナログさが目立ちますねw

 

その他では

 

三重県 龍笛など雅楽器を製造販売している道堂雅楽器工房です (peraichi.com)

 

京都府 雅楽楽器 制作販売|雅山 (gazan.info)

 

奈良県 工房 響 – gagaku-suikoukai

 

東京都 武蔵野楽器―雅楽・能楽の専門店 (musashino-gakki.com)

 

三重県 雅楽通販 | 神棚・神具の製造販売なら伊勢宮忠 (ise-miyachu.net)

 

福岡県 連雅屋 / 雅楽器 (rengakai.net)

 

そして龍笛・高麗笛など



僕が使わせていただいている龍笛は

 

三重県にある道堂雅楽器工房さんです。

 

三重県 龍笛など雅楽器を製造販売している道堂雅楽器工房です (peraichi.com)

 

殿村さんという方が作っておられ、

20代の頃に購入させていただいた龍笛ですが、

 

個人的には全体的にふとめでずっしりと作っていただいている故、

生涯この龍笛を使うことになるだろうと思っております。

 

最近では生徒さんも本管購入を希望される方も多くなりましたが、

大体はこちらで購入することを推奨させていただいております。

 

予算も大体、藤巻のもので15万円~20万円程度。

 

お値段相応、それ以上の音色は保証していることから、

個人的にはおススメの代物だったりします。

 

他だと先ほど篳篥であげた八幡内匠さん

管楽器 | 京都市の雅楽器師のことなら八幡内匠 (yawatatakumi-kyoto.com)

 

こちらも陽雅会メンバーや

演奏家の先輩方も多く使われている楽器であり、

大きくおススメさせていただくところだったりします。

 

その他だと先ほど挙げた京都にある「古弾」(ネットがないw)

 

それ以外は以下の場所で購入が可能です。

 

京都府 雅楽楽器 制作販売|雅山 (gazan.info)

奈良県 工房 響 – gagaku-suikoukai

東京都 武蔵野楽器―雅楽・能楽の専門店 (musashino-gakki.com)

三重県 雅楽通販 | 神棚・神具の製造販売なら伊勢宮忠 (ise-miyachu.net)

福岡県 連雅屋 / 雅楽器 (rengakai.net)

 

譜面は何を使えばいい??


 

そしてやるうえで必要なもの。

それこそ「譜面」ですね!

 



 

初心者のうちに購入すべき譜面

推奨しているのは天理教道友社が出している譜面です。

 

大体の曲がこれに集約されているので、

基本的には最初はこれを持っているだけでOKです!

 

下記リンクから、

自分が希望したい楽器の譜面を

購入いただければと思います。

 

篳篥















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龍笛















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鳳笙















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というわけで本日は楽器と譜面の

購入についてブログを書かせていただきました!

 

「楽器と譜面、購入しました!」

「でも習うところが決まっていない・・・」

 

そう思っている方に朗報です。

雅楽演奏家・講師 山口創一郎では

LINEにて無料雅楽講座を開講しております。

 

1か月間、雅楽を送られてくる文章と動画で

雅楽を習熟することができる

そういったものを作らせていただいております。

 

「雅楽を始めたい!」と思っている方は

是非友達登録していただけたら幸いです。

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今後も参考となる記事を書かせていただきますので

ご参照いただければ幸いです!

 

本日はここまで!

 

 

 
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