2020.11.29ブログ
【雅楽】初心者の間に意識しておきたいことまとめ
こんにちは。山口です。
本日は初心者が練習などの際に意識したいことまとめということで、
やり出した頃って覚えることがたくさんで、頭パンクしちゃいやすいですよね。
僕も小学四年生から篳篥を始めたんですが、
最初は一体どうすればいいのかわからないまま、
右も左も全然わからない状況で雅楽を始めたのを覚えています。
本日はそんな、初心者の間に意識したいことまとめということで、
お話をしていきたいとおもいます。
今日のお題は基本的に笙と篳篥と龍笛、
どれをやっている人にも共通して言えることなので、
初心者じゃない方でも、初心に戻って意識してしたいこと、もちろん僕自身も自分自身にあらためて言い聞かせたいことでもあるので、
是非勉強して頂ければなと思います。
それでは初めて行きましょう❕
1、姿勢を正しましょう。
まあ基本的なことですよね。
いくら上手い人だろうがなんだろうが、
姿勢が悪い人というのはどうしてもうまく見えなかったりするんですね。
特にこのご時世、SNSなんかで写真だけが拡散されることも多くなってきています。
その時の姿勢が悪かったり、
楽器がちょっと曲がりすぎたりしていたらあまりいい印象を浮かばない人も多かったりするでしょう。
龍笛の人とかは多少は楽器が下がっている状態とかはまあゆるせる範囲、
というより、僕も結構まっすぐにはなっていないのでこの辺は人のことが言えないんですが、
それでも猫背であったり、
下がりすぎている状態で演奏すると見栄えというものが非常に悪くなってしまいますよね。
特に姿勢というのは、見栄えだけでなく、演奏にも影響してくる物で。
背筋が伸びていないと息が吸いづらくなりやすいので、姿勢を良くすると音質は音量が改善されるなんてことも多かったりします。
やっぱり姿勢を正す方が呼吸が吸いやすくなるからですね。
特に最初の方は演奏が思うようにいかない演奏だったとしても、姿勢さえしっかりと良く見せておけばこの団体は上手い‼︎と錯覚を起こすことだってできたりします。
特に雅楽は他の音楽とは違い、まだ知られていない人の方が圧倒的に多かったりするので、その点は吹けるというだけで重宝される時代であることには変わりはないので、その上で姿勢を練習中に意識することは今後も重要になるかなと思うわけですね。
まあ、雅楽以外の現代曲吹く時とかは体動かしたりして表現するので、ここを目指す人は関係ないかもですが、姿勢はクセになりやすいので、極力意識しておいて損はないでしょう。
姿勢についてはこちらの動画もください。
2、唱歌を大きな声で歌う。
これは僕が教えている生徒さんには絶対に言うことですね。
唱歌を大きな声で歌う。
最初にこれをするのって非常に恥ずかしいですよね。
なんし歌ってて自分の音程が外れていたら絶望的に感じる方も多いでしょう。
そのため、ちょっと恐る恐る歌う方も多いかと思いますが、
僕個人としては、唱歌は音程を間違ってもいいから、大きな声で最初から歌えるクセ付けは一番重要だと思うんですね。
本番で間違うというのはもちろん恥ずかしいことですが、あくまで練習をするときは、なんぼでも間違えることが重要だと思うんですね。
間違えるから修正がなんぼでもかけることができる。だからこそ唱歌を練習するときは思いっきり音程を外していいから声を出していくこと。
これが一番上達する上で必要なことだと思うんですね。
その上で、どう自分の歌い方が合っているかどうかを検証していくことが大切なんです。
それに、大きな声を歌うことは発声をしていく訳ですから、
発声をする分楽器の肺活量を上げるのにもきいてきますし、
腹式呼吸をする練習にもなります。その上でいい声を出せるきっかけにもなり、
楽器でいい音を出せるきっかけにも繋がってきますので、
是非練習では大きな声で尚且つ、
いい声で歌う練習をすることを心がけていただければと思います。
僕も龍笛を始めたときはもう音程外しまくっていました。
なんし元々声が大きいので、
講師の先生から音程に対して指摘された回数はおそらく他の人よりも全然多かったですし、
歌い方についても指摘してもらうことも人並み多かった方だと自分でも思います。
でもそれは、大きな声で歌っていたことが一番の要因なんですね。
小さい声だと全く聞こえないわけなんで、見向きすらしてもらえなかったでしょう。
間違ってても気づけなかったかもしれない。
間違えることは悪いことではありません。
むしろそれを修正していけるだけの可能性を持っていることなので、自信を持って初心者だろうがベテランだろうが、
唱歌の練習の時は大きな声で、いい声で練習をしていただければと思います。
まとめ
一つ目は、姿勢を正すことでした。
姿勢によって見栄えというものが決まります。
見栄えがよければ演奏がいまいちでもうまく吹いてると錯覚させることができます。
楽器の角度・猫背になっていたりしていないか、普段の練習から、日常生活から意識していくことが重要でしょう。
二つ目は唱歌を大きな声で歌うです。
大きな声で歌うことによって、間違いや修正点がたくさん出てきます。
でもそれでいいのです。大きな声で歌って間違えた分だけ、人は成長していきます。
そして大きな声で歌うことによって、音感・声量や肺活量が上がり、楽器にも大きく影響していきます。
だからこそ、初心者の方こそ今日上げた二つの意識することで今後の上達度も大きく変わって来るでしょう。
というわけで本日もご視聴いただきありがとうございました。
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というわけで本日はここまで‼︎
ご静聴ありがとうございました。