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2021.10.08ブログ

演者にも喜んでもらう演奏会作りを















「雅楽って面白い!楽しい!を伝える」

こんにちは。雅楽演奏家・講師であり、

狭山雅会の演奏会統括の山口創一郎です。


いよいよ、1030日のはじめての雅楽Part3まで残り1月を切りました。




 

この狭山雅(みやび)会の「はじめての雅楽Part3」では、

様々な方のご協力により、

 

一昨年より毎年演奏会の開催をさせていただいております。

 

演者は大阪狭山市のみならず、関西を中心とした雅楽に意欲のあるメンバー

 

特に今回は私が主宰する若手雅楽団体『陽雅会」のメンバーが多数出演をいただきます。



今日はそんな、「陽雅会」のメンバーであり、

 

昨年から狭山雅(みやび)会に出演をしてくれている

 

鳳笙のT君(仮名)をご紹介させていただきます。
















目次

香川県からはるばる大阪まで演奏会に!?

↑の中にT君がいます(どの人かはご想像にお任せします)

T君はなんと、現在も香川県在住!

毎度毎度、この狭山雅会の演奏会や陽雅会の演奏会になると、

はるばる香川県から出演するために、

仕事を3連休ほどとり、演奏会に出演してくださります。

何故はるばる香川県から演奏会にでる為に来てくれるのか??

ズバリ、香川県では雅楽を演奏会をする機会がないからです。

雅楽は全国各地で演奏会を開催するようになってきたとはいえ、

演奏会を出演できる機会自体が希少です。

高校の部活動の後、雅楽する機会がなくなる

彼は奈良県の高校に寮から通い、

部活動で雅楽と出会い3年間部活動で鳳笙を習熟し、

この部活動を経て演奏会や依頼演奏を通して

雅楽に対して熱意を持ちました。

しかし高校卒業と同時に実家がある香川県へ。

実家に住み仕事をしてはいるものの、

熱意を持っていた雅楽をする機会がなくなってしまいました。

彼との出会いは実は高校で講師していた頃の生徒

実は、僕自身も彼が高校生時代の時、奈良県に住んでおり、

自分の母校であるその高校にて

お世話になった恩返しも兼ねて

雅楽を教えたりもさせていただいていました。

多い時は週に5回ほど教えにいったこともあります。笑

その時に高校生として在学していたのがT君。

彼らが2年生の頃、練習にお邪魔し、

彼は鳳笙なので違いましたが、

龍笛パートのメンバーとは

一緒に滝まで登り、空気がおいしいところで

肺活量を鍛える練習をしたり、

練習中に大きなどんぶりにパフェを作ってパーティをしたり、

時には目の前で同級生同士が喧嘩しだしたりなど・・・笑

そこに行っている時に1番関わった学年の子たちの1人が彼でした。

僕が大阪へ引っ越し、

練習が来れなくなる時には、送別会などもしてくれたほど、

非常に高校を教えていた子達の中では、講師ではありながらも

年が近かった故なのか??僕の精神年齢が低かったのか??笑

非常に関わりが深い学年の子達でした。

団体立ち上げた当初からの付き合い

後に僕が雅楽団体を立ち上げた時も、

この世代のメンバー達が協力して演奏会なども出演してくれました。

そんなT君は

表上では熱意があるかは全く見せませんが、

部活を引退しても部活の練習に来て後輩に指導するわ、

卒業した後でも奈良に来るときは部活に教えに来るほど

熱心に雅楽に対して内なる炎を燃やす

タイプの子だったりします。

卒業してからやる場所がないからということで、

僕が奈良や大阪で主催させていただく演奏会には

毎度招集をかけさせていただくようにしています。

ある時は和歌山の小学校の演奏や

とある大阪市内での練習会や

奈良での演奏会も加えて

4日間くらい関西を回って共に雅楽三昧したこともあるほどです。笑

彼が現場に行くところは何故か琵琶の絃が切れる事故が起こり、

毎度毎度、彼が絃を張り替えるという光景も何度も見ました。笑

演奏会を開催するとなるといつしかメンバーとして

出演することになったT君。

学校卒業後、雅楽をする環境がなくなる!?

実は高校や大学で部活動で習熟した子の中には卒業後、

雅楽がやりたくてもできる場所がなく、

せっかく学生の間に身につけたことを生かせない人というのは

T君に限らず、現在でもたくさんの人が味わう世の中になっています。

特に陽雅会・狭山雅会で出演してくださっているメンバーの中には

実力はあれど、演奏機会に恵まれない人というのが多くいます。

実際、僕も地元大阪に帰ってきた時はそんな状態でした。

卒業後等、雅楽の演奏機会を作りたい!

僕の場合はその後お会いする人たちに恵まれ、

演奏機会が増えこうして演奏家・講師として

活動できるところまでできるようになりましたが

僕としてはそんな人達の為にも演奏機会を作りたい!

そしてそれによって雅楽を広める活動にも繋げたい!

そのような思いで、毎度はるばる香川から来てくれるT君をはじめ、

今回出演いただくメンバーにしても、

管絃に出る生徒さん達にしても、

今後雅楽を続けてもらいたく、

今回のはじめての雅楽Part3を開催させていただく意義があります。

「雅楽って面白い!楽しい!を伝える」

それは演奏会に足を運んでくださる皆様のことはもちろんのことですが、

演者として出演していただく皆様にも大きく感じ取っていただきたいことでもあります。

狭山雅会は向上心の「遠方」から来る演者にも支えられている

今回の演奏会ではT君のように香川からこの演奏会を楽しみに出演する人もいれば、

滋賀県や長野県あたりからはるばる演奏会に出演してくださる人らもいます。
(ここについても、別の記事でご紹介していく予定です。)

そのような遠方から来てくれて演奏会を開催ができていることに

主催である私達は感謝させていただくと同時に

今後、T君のような「やる場所がない」というような子

に演奏機会を作っていける環境というものも構築していきたい。

そのような思いも込めて、「はじめての雅楽Part3」を今回、開催をさせていただきます。

チケット、まだまだ販売していますので是非、当日、ご覧いただけたら幸いです!

本日はここまで!

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