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2021.03.11ブログ

雅楽演奏家雅楽演奏家・講師になった理由

こんにちは。山口です。

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「雅楽って楽しい!面白い!を伝える」

をモットーに、

雅楽の演奏家や講師、YouTubeやSNSなどで発信活動を行なっています。

今日のお題はある意味今後雅楽をする若い世代の方にしても、

他の方々も多分気になっているだろうなと思われたので、

せっかくなのでお話ししちゃおうと思います。

なんで雅楽演奏家・講師になろうと思ったのか??

このお題についてお話ししていきたいと思うんですね。

というのも、そもそも論、

雅楽演奏家・講師なんて職業あるんですか??

とか思う人が世の中にはほとんどだと思うんですね。

というより、

それで食べていけるの??とか需要あるの??

とか、おそらく大半の人が思っていることってそこだと思うんですね。

もちろん今の山口は、昨年の4月から独立しましたが、

先日、確定申告を提出したんですが、

作成してから気づいたんですが、

緊急事態宣言下だった昨年の6月の収入がなんと

3万円しかありませんでした。笑

まあもちろん貯金をちょっとだけしていましたので、

貯金を崩してでも実家暮らしとはいえ、お金を家に入れておりました。

そんなこんなでしたが、貯金を切り崩す生活も終わり、

コロナ禍で演奏がなくとも、

ようやく雅楽だけで現在生活ができるようになりました。

まあそれに、貯金とかがつきて、

食べられなくなったら最悪バイトなりなんなり戻ったらいいから

失敗を恐れずにやれるだけやってみよう!

と思っていました。

前回雅楽をやって後悔したことの中でも言いましたが、






雅楽ってまあモテない(笑)し、安定しない

というお話もしましたし、

デメリットしかない中、

普通に考えたらこれが職になるなんて誰しもが思わないこと

だということも僕自身も理解しています。

実際、僕も小学生の頃に卒業アルバムに書いた将来の夢は

「雅楽師」になること

これは東儀秀樹さんがその頃だいぶと活躍されていたころで、

まあ現在もYouTubeなどもされて活躍されておりますが、


ただ東儀秀樹さんって、

代々宮中の楽家として伝承をしてきた「東儀家」

であるわけで、その宮内庁も15歳で入らなかったら

「雅楽を仕事にしていく」

ということがこれまではまあ、できませんでした。

東儀さんは宮内庁を辞められてから

そこから演奏家の傍ら俳優などもされて、

今も大々的に活動されていますけど、

雅楽の世界って

これまで「宮内庁」であったり、そういうプロ活動されている人って

「東京芸術大学卒」などの、学歴やそういう職歴を持っている人しかこういう

職業で食べていくことってできなかったですし、

最近では芸大卒の方や宮内庁ですらも

それだけでは生活ができない人も多いとお聞きします。

そんな中、僕は学歴も職歴も、

特に誰か有名な先生に何年も師事していたとか、

もちろん高校・大学で習ったり、

卒業後も先輩方や宮内庁の先生に年に数回習う機会もあったとはいえど、

音楽家をされている人並の経歴がないに等しい状態ですし、

本当にお金もなければ、大きなツテやコネもない状態で

現在はフリーで演奏家・講師としても、YouTubeなどのメディアやSNS発信の方をさせていただいておりますが、

そんな中で将来の夢にも昔書いたとはいえど、

何で「雅楽演奏家・講師」としてYouTubeやSNSを駆使して発信を中心にして

今、その立ち位置についてやっていこうと思ったのか??

ここについて今日はお話ししていこうと思います。

1、人と同じ道を辿ることができなかった。


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実は私、昔からなんですが、

人と同じ道を辿ることがまーったくできない人間なんです。笑

いやー、前前からずっと思っていたんですが、

社会とかが作ったレール通りに生きるということが昔から

全然できないんですよねー。

俗に言う

「社会不適合人間」

なんです。

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上記の画像そのまんまです。笑

昔は超絶コミュニケーション障害だったんですよね。

今はこうやってYouTubeで人前で流暢に自己紹介含め話しているように見せていますが、








小学生時代含む学生時代の山口というのは、もうドがつくほど、

人前で話すという行為がメーっちゃ苦手でした。

もうずーっと「えー」しかいっていないくらい、

もうマジで人前で話すってなると何話せばいいんだろう??

って頭真っ白になっておどおどしていましたし、

話すだけだったらいいですが、

そもそも文章を書くのも超苦手でした。

そしてそれ以外の勉強もできず、

と言うより勉強の重要性がいつになってもわかりませんでした。

特に学校の勉強に価値を見出したことはほとんどないに等しかったです。

高校は部活の実技、なぜか「雅楽」で入り、
大学の4年間に関してはもう最悪です。
勉強した記憶が全くありません。

「とりあえず大学に行っておけ」程度でしか行っていなかったおかげで、
授業中はずっと寝てたり喋ったり、

俗にいうFランク大学にいそうな

「終わっている大学生」

だったんですね。

最近調べたら、知らぬ間に

母校がFランク大学に認定されていました!笑

でも本当にそれくらい、

「学校の勉強って本当に必要だったのか??」

それは今でも疑問に思っていますし、

実家が宗教やっているということもあり、
高校・大学で宗教の学校に進学したのは

雅楽以外の要因も大きかったのも一つの理由だったりもするんですね。

そんな中、その二つの疑問というものが、

両方とも似ていないようで似ている事柄だったんですね。

それは学校というのは、

「社会の為に働く会社員や専門家を養成する機関であること」

そして、宗教関係の学校や法人勤務先も

「組織が使いやすい宗教者を養成する機関であること」

要は、二つとも、みーんな卒業後も会社・組織の人間として、

雇われ従業員としてみんな同じことをやっていきましょうね。

という価値観を植え付ける養成機関だったわけですが、
このことにずっと何十年も違和感を持ち続けていました。

そしてこれは雅楽をやっていく上でも、同じことを大きく感じました。

それは会社であったり、組織と大方の人がもってしまう
「思想」があることなんですね。

例えば、
年功序列制度であったり、飲み会のルールであったり、

とか

「うちの団体以外の雅楽は雅楽ではない」

とかいう価値観も植え付けられることもあれば、

古い価値観でいえば、

「結婚して家を継いで、子供を産んだら必ず幸せになれる」

昔の価値観、最近の言葉で言えば

「同調圧力」

って言葉ありますよね。

そういった暗示をかけられてしまって、

大体の人が流れに呑まれてしまうことでその後、

最終的にはその同調圧力による思想を持ってしまうことによって

価値の強要が代々続いてしまうスパイラルに陥ってしまうんですね。

特に組織に属している年輩の人らで多いのは、

「自分らはこうやってきたんだからお前らもこうやるべきだ」

という思想の人が多いからこそ、

こういうスパイラルがいつまで経っても収束しないんですよね。

そもそも本当にその生き方が幸せなのか??

僕としてはずっと疑問に思っていたことなんですね。

何十年もその言葉を周りの人から聞くたびに違和感にしか

感じなかったことを覚えているんですね。

ただ、そんな生き方って本当に誰もが幸せになれるのか??

例えば宗教を布教するであったり、

人の言われたことや会社の言われたことをやってみんな幸せになれるって、

そういう考えってある種洗脳のような感じにも聞こえてきますし、

そもそも、法人勤務をしていた職場の方にしても、

世間で普通に働いている人を見た時に、

僕の周りにはそもそも幸せには見えない人が多かった。

むしろ生きているのに、大方の人の目に光がなく、

死んでしまっている状態の人の方が多くおられた気がするんですね。

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もちろんそれは違ったらごめんなさいなんですが、

実際自分自身も今よりは生きた目をしていなかったと思います。

表面上は生きている目で頑張っていましたが・・・

これは年輩の方とかだけではなく、

ちょっと若い世代であればあるほどそういう目だったことを覚えています。

顔に輝きがなく、暗い顔をしている人が多く、

そしてそういう人たちが唯一目が輝いていたのは飲み会の時や休みの日に

友達らと過ごしている時だけを今でも覚えているんですね。

まさに「サザエさん症候群」というものがありますが、

日曜日の夜になると顔が憂鬱になる人も何人か見たことがあります。

僕はあんまりそこまではなかったですが、

今となってはどうでもいいことですね。

そんな状況で未来なんて見えませんでしたが・・・

それで2017年に大阪に帰るものの、

その時は「雅楽で生きる!」という

気持ちだけはあったものの、どうしていいかわからない中でしたが、

隣の市のビジネスホテルで夜勤をしたり、

バイトをしたりして、

副業で雅楽の演奏などをやっていました。

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その中でもホテルやバイト先でも法人勤務時代同じような人もいましたし、

そもそも働く目的が好きでもないことで

自分の時間を売ってお金をもらうだけって、

何のため、誰のための時間なんだろう??って

本気で思ったことを覚えています。

その時にふと思ったのですが、

「僕は人と同じことをやって人生を過ごすことができないタイプ」

だと言うことに気づいたんですね。

労働者・サラリーマン・家が宗教施設と言うことで宗教の布教師などなど

もちろんやろうと思えばできますが、

ただただ

人と同じ道を行くことが自分の人生の

使命ってものにはならないと思ったんですね。

そんな性格の中で高校から好きであった雅楽を大学で途中で辞めたとはいえど、

卒業した後も続けていたので、

それを仕事にしていくんだ!という目標を掲げるようになりました。

大阪帰って一年くらいいした後、新しい雅楽でのツテを求めに、

法人勤務時代の知り合いや高校の同級生などメンバーを集めて

団体結成して練習会したり演奏会主催したり、

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いろんな練習会に顔を出し始めました。

あらゆるところにも結構顔出しましたし、

大阪でやっている練習会にも行けば、

兵庫県や奈良県も和歌山なんかにも積極的に手当たり次第行きました。

そこでは自分の年代の人はほとんどおらず、

ほぼ年上の方ばかりと練習をするようになりました。

その中で演奏機会も増えれば、大阪ではなく何故か
奈良や兵庫・和歌山などで雅楽の活動をしていくことになりました。

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団体を結成するにしても、その界隈の中では常識的に

考えられない形で結成しましたし、

そもそも、大学の部活動を1年で辞めて、

4年で戻るということもやっていましたから、

その時点で人と一緒のことはできない人間でした。

高校も今はなき雅楽の実技コースでしたしね。

それに加えて、雅楽を仕事にしているという

大学の部活動の卒業生がほとんどいなかったんです。

海外公演や依頼演奏など在学中はたくさん行けて、

充実した4年間の雅楽ライフの先には、

雅楽をする場所がなくなるという

非常に悲しい末路になっていたわけですが・・・

高校も同じような状況でした。

どれだけ続けたくても、

卒業してからの雅楽をする場所がありませんでした。

ただ、これを逆説的に、「チャンス」だと思ったんですね。

その道に進む人がいないのなら、道を作ってしまえばいいんじゃね??と。

それに今なら別に誰かに雇われたり所属したり雅楽をするより、
個人で発信をしていけばそれを求める人らはたくさんいると信じ、

YouTubeやSNS・メディア発信に力を入れて、バイトを辞めて安定した収入の道を閉ざしました。


特に雅楽を仕事にする先輩方は、知っている中でも数名おられますが、

インターネットを介してお稽古や演奏に関しても発信をしている人は

まだそんなにいないに等しかったので、

これは見る人数が他の有名なジャンルよりは見る人は限られるけど、

自分が何者かになれるなと確信したことを覚えています。

実際これのおかげでコロナ禍であった中でも、演奏は激減したとはいえど、

体験にしてもお稽古にしても

昨年バイトをしていた時期よりも格段と増えている現状ですので、

問題なく生活ができる毎日を過ごせるようになりました。

お稽古を習いにきてくださる生徒さんには本当に感謝ばかりです。

本当にありがとうございます。

お稽古、オンラインレッスンもWEBにてまだまだ受付中。


そして今後も、誰もやっていないであろう切り口で演奏会にしても、
お稽古や発信もしていく予定です。

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その一つが「How  To 雅楽?〜陽雅会第一回大阪公演〜」

3月28日に大阪の天王寺で演奏会を企画しております

記事1番下に応募フォームを設置しております!是非ご予約を!

今は最近ちょっとオワコン化してきましたが、

clubhouseでお昼時に1人で

雅楽を解説して演奏するルームも作っています。

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これも新たな人との出会いにつながると確信して、
できるときは毎日コツコツとやっていきたいこの頃です。

2、最終的に「雅楽」が残った


いやー、そしてこれだからなんですよねー。

なんだかんだ言って、

僕は雅楽しか残らなかったからなんです。

実は山口は結構、いろんなことできるスキルは、

この数年で持っていたりするんですねー。

例えば演奏会やイベントなんかのフライヤーやパンフレット作ったりも、
実は自分で作ったりしていますし、

今度の3月28日の上記の演奏会も自分で作りました。

法人勤務の時代は、不動産登記を担当していたので、

土地家屋調査士のような資格はありませんが、

特に建物関係の不動産登記をするってなったら基礎的な知識はあるので必要なものがあればできますし、

事務作業なんかもパソコンは半ば得意で、

ExcelやWordはもちろんのこと、

写真加工やPhotoshopやIllustratorとin Designも使えますし、

YouTubeも自分で編集してアップしたりするので、

動画クリエイターとかも多分半ばできちゃったりするんですね。

YouTubeはiPadで単純にしか編集してませんが、

一応AdobeのpremierやWondershareなんかでも動画編集はできます。

 

コミュニケーション本やビジネス本なんかもめっちゃ読んだりしますし、
話すのは人並に得意なので、


多分自己啓発とかの講演家なんかもやろうと思えばやれますし、


社会人時代からふと思っていたんですが、


多分やろうと思ったらなんでもできてしまうタイプの人間だったりします。


今であれば上記のことをクラウドソーシングとか使ったりしてやれば


雅楽よりも絶対に仕事になる可能性の方が大きかったりしますからね。笑


ただ、どれもやってみて、できることはできるんですが、


それを仕事にしようとはどうしても思えなかったんですねー。


特にフライヤーつくったり動画編集は、


一種の趣味だから自分でできるようなものですが、


仕事ってなると自分の好きなようには


作れないのでストレスになるんですよねー。


いっときとある団体でフライヤー担当をやっていた時期があるんですが、


かなりストレスでした。笑


修正点とかデザインのやり直しだの言われすぎて、


やる気失せてしまったこともありました。


要は合わなかったんです。


小さい頃はピアノやお琴なんかも習いましたが、すぐ辞めちゃいましたし、


学校の勉強なんかまあやらないですよねー。


やる目的が全く見えてこなかったので。


中学の剣道も途中で幽霊部員だったもので、続かず・・・


その中で唯一続けていることが雅楽なんですねー。


それに雅楽だけは仕事にしても全然苦にならないからが大きいです。


他のことはお金関わると自分の精神が削れる感覚があるんですが、


人に雅楽を教えたり、演奏しているときは実はその感覚が全くないんですねー。


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常に楽しい感覚の方が強いんですね。


まあ希少価値がある分、


人より自信を持ってできると言えるところが大きいですし、


雅楽って日本の伝統音楽の割には、


日本人の大半の人が知らないことだからこそ、伝え甲斐があるんですね。


なんし鳳笙・篳篥・龍笛を3管をそつなく演奏できる人というのは、


僕の世代あたりではまだお会いしたことがないことも挙げられます。


年輩の方なら数人知っていますが、


三つはやっぱり難しいですからねー。


僕も中学までに二つの管を習っていたからは大きいです。


とはいえ、まだまだ楽器の方は発展途上なので、さらに伸ばしていきたいですけどね。


あとは、使命感的なものを考えると、人から僕が求められているものは、


もうこんなYouTubeとかをやってしまっている時点で、「雅楽」だからですね。


このチャンネルで自己啓発やビジネス系の話してもまあ伸びないの目にわかっていますし、仮にできたとしても、


そっち方面にはもっと偉大なYouTuberの方々が


わんさかいることは目に見えているんですね。


自分自身が様々な人の役に立って、


自分自身のポジションを確立するものが僕にとって


「雅楽」だったと言うことは非常に大きいです。


今後も雅楽の演奏家・講師としてどんどん活動を展開していきたいですし、


その上で、若い世代を演奏家や講師へと輩出する
仕組みも作っていきたいんですね。


正直に言うと、僕は演奏家と呼べるほど自分の技量に対しては全く過大評価していません。自分自身はまだまだ伸び代があると思っているほどです。


そして下にも上にも僕よりも優秀な若手奏者になる方々がわんさかいます。


次世代の自分より優秀な人らをもっと出していける存在へと、今後も演奏家・講師としても学び続けていけたらと思うばかりです。


というわけで、僕が雅楽演奏家・講師になった理由は


1、人と同じ道を辿ることができなかった


2、最終的に「雅楽」が残った。


まあそんな感じですね。


将来的には、演奏家としての活動は次世代の若手に譲れるようにやっていきたいので、まずはその若い世代をどんどん輩出できる演奏家・講師になことはもちろんのこと、


今後も「雅楽って楽しい!面白い!」


を伝える1人でいたいからこそ、


YouTubeをはじめSNSなどで発信をし、


お稽古を求めている人にお稽古をつけて、


演奏や講演・楽器の体験を求められるところに


演奏や講演・体験をやりに行くまでです。


それでは本日はここまで!ご静聴、ありがとうございました!


↓3月28日、陽雅会大阪公演、申し込みまだまだ受付中です!


https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd_ODLPVKf2SgWtRhD0IL38r2AlcWFHNIJvWIyQ5EZEDpa48w/viewform

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