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2021.01.21ブログ

【雅楽】最初からいい楽器を買った方がいいの??



こんにちは。山口です。

今日のお題は「最初からいい楽器を買った方がいいの??」というお題で話していきたいと思います。

前回、プラ管と本管の違いってあるの??という記事・動画を数ヶ月前にアップさせていただきましたが
















その動画を見られた方は何となく理解頂けたかと思いますが、

プラ管と本管ではやはり音の質が違ったりしましたね。

スケルトンプラ管も吹いてみましたが、

これもまた全然音がダメだったのは聞いておわかりいただけたかと思います。

そんな中、本管、竹製の楽器の中でも良し悪しというのはあったりしますね。

結構団体などでされている方とかは、最初の間、

演奏会とか出る機会も全然ないのに「いい楽器」を買うことを求めてくる方、

こういう人はどこにいっても多かったりしますし、

それをやたらとコレクションする方だっていたりもしますね。

じゃあ楽器って何本も持ったほうがいいの??って思う方もいるでしょうし、

「私、趣味でやりたいだけだし、本管まだ持っていないけど、それでも買わないといけない??」

なんかそんなバイアスにかかっている方もいたりするでしょう。

ちなみに山口は三管、演奏する奏者ですので、笙、篳篥、龍笛

全部の楽器を現在本管を使っていますが、

そんな中やっていって一つの結論としては

「最初はプラ管で全然OK!」

「その後も相当悪い本管でなければ本管を持っていたら別に一つで十分」

という感覚に収まっています。

え??本当に??て思う人もいるでしょうけど、僕はそこまで楽器にこだわりは

全然持っていないくらいです。

もうむしろ、今使っている楽器で生涯演奏していくだけでもいいと思っているタイプの人間です。

もちろんいい楽器を吹いたら普通にわかりますよ。

自分の龍笛よりもいいものを使っている人の音が全然違うのもわかりますし、

笙に至っては、楽器で全てが決まると言われているくらい、

楽器で音色が全然変わってしまいます。

篳篥とかはリードの面ももちろんありますが、

それでも楽器で出せる音質はいいやつを使ったほうがいいわけですね。

でも、いい楽器を使っているだけで

雅楽の演奏者になれるか??って言われたら、

まあなれませんよね。

それに僕ら通の中ではいいものを使ったほうがいいというのはわかりますが、
それはソロで吹く時、音頭を吹く時しかわからなかったりするわけですね。

私音頭は生涯やりません!ていう人がめっちゃいい本管使っても、

ただの宝の持ち腐れになってしまいかねません。

でもそんな状況でも、

やたらといい楽器を買わせたがる方もいたりするわけですね。

大学の部活動や歴史が長い団体なんかでも、ちゃんとした本管を買わないと

いけないという暗黙のルール的なものがはびこることだって

少なからずあったりするわけですね。

もちろん、それで買うことが悪いわけじゃないですし、

いいものを買って一生使っていく状況であるなら尚更買うべきだとは思いますが、

僕はここに対して非常にドライ!

「その楽器を買って、自分自身の雅楽人生に価値・意義をつけることができますか??」

こう考えてしまうんですね。

楽器もそんな安いもんじゃありません。

10万以内で買えるものもあれば、高いやつなら30万〜100万かかる楽器だってあったりしますね。

そこまでお金をかけて楽器を買って、それだけの価値があるものにしていけるのか??ここを考えることが必要だなと思うわけですね。

僕が使っている楽器は、まあそんな高価すぎるものではありません。

でもそれでも演奏家や講師として活動するにあたっては全然不足はしていません。

楽器はよく音がなってくれますし、

演奏もお稽古に何不自由なくさせていただく環境にいてます。

むしろそこまでめちゃめちゃいい楽器を使う必要なんて、

僕からすればまあ必要ないなと思うくらいですね。

今ある楽器でやっていって、

ある程度できるようになってきてから身の丈に合う楽器を買っても全然問題なかったりするんですね。

YouTuberがYouTubeを始めるときも同じ感覚です。

最初からどえらいいいカメラやマイクを買ってしまう人もいますが、

そういう人は初期投資をかけすいたあまり失敗する人が多かったりするんですね。

最初は手軽にできる「スマホ」で十分なんです。
むしろずっとスマホでもいいのかもしれない。

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その後必要に応じて、カメラを買えばいいんです。

楽器も最初はプラ管と簡単な譜面を買って、

今後がちでやっていくのであればいい楽器を買ったらいいんじゃないかと思うんですね。

そっちよりも意識したいことって何かなと考えれば、

「どの楽器でもいい音を出せるようにする」

こういうスキルを持てるほうが絶対いいと思うんですね。

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ちょっとの楽器の違いであーだこーだいう人とかもいたりしますが、

それは自分は「こういう楽器じゃないと演奏できません」ということを

声大きく言っているような感じですよね。

そうじゃなくて、

ある程度どの楽器でも適応できる技量をつけてしまうほうが、
上達も早くなりやすいです。

プラ管の人はプラ管とは思えない音を作っていく、

そんなに良くない本管でも、

それ相応の音を出せるようになるスキルをつけた方が良い演奏者になります。

そして自分が必要な時にいい楽器に巡り合ったあとでもさほど問題はありません。

むしろその楽器の能力限界まで引き出せる力を自分につけることに

意識を置くほうが大切です。

正味、プロの演奏者としてやるとかいう理由がなければ、
個人的にはいい本管を買う必要はなくてもいいと僕は思います。

団体で助管するレベルならもうプラ管でもいいくらいです。
音頭するなら本管持っといてもいいかな??という程度で十分です。

それでも団体で楽器を買わせるのには、楽器の職人さんとの関係を築くなど、
そういう面もあったりするからですね。

だから今楽器を買う買わないで迷っている人は、今後自分がどうなって行きたいか??この部分を考えて購入することをお勧めします。

もう東京芸術大学行ってプロとして演奏活動しまくるんだー!て人や宮内庁に入るー!て人は

いい楽器を買えばいいですし、

いや、私は趣味で十分だわ!っていう人はそこまでいい楽器まで買う必要はないでしょう。プラ管でもいいですし、

少々いい本管、10万〜15万くらいの楽器を持っとくで十分です。

とはいえ、世の中にはそんなにいいものではないものですら、高い値段で販売してしまう劣悪な人もいたりします。

特に要注意なのは、Yahoo!のオークションや楽天市場・メルカリなどで販売されているものは不特定多数ですので、注意が必要です。

一番わかりやすいのは製作者が誰かが記載されている楽器に関しては

基本的に粗悪品である可能性は低いですが、

これが書かれていない楽器は、専門でやっている人に見てもらうことをお勧めいたします。

ごく稀にめちゃめちゃいい楽器が安値で出てることもあり得るのがオークションだったりもするので、

一概に悪いとは言い難いのですが注意は必要ですね。

結論から言えば、最初は篳篥と龍笛の方はプラ管で十分でしょう。

笙はプラ管でもかなり高額ですので、最初はレンタルできるのであればレンタルから始めることをお勧めします。持っている、あるという方はその楽器を使うで最初は問題ありません。

続けてやろう!という気になれば本管を買うことをお勧めします。
笙に関してはプラ管だとメンテナンスが嫌がられることが多かったりしますので、本管を使うことをお勧めいたします。

とはいえ、本管は安くて30万近くはするのでなかなか購入となると難しいですが・・・

明らかに作りが素人の手作りで、相当悪い本管でない限りはそこまでいい管にしなくても大丈夫です。

最悪、もっといい楽器にして奏者として活躍していくときに買えばいいですし、

使っていた楽器はまた誰か、

例えば生徒さんができたときに安く売ってあげたり、

メルカリなどで中古の値段で販売でいれば問題ないですし、

最悪、その本管が万が一使えなくなって修理してる最中にサブで使うなど、

無駄になることはありませんので、僕個人としてはそういう使い方でいいかと思うんですね。

山口も実は龍笛は今使っているのは3本目で、1本目はみるからに手作りの粗悪品だったのでもう使っていません。

2本目はまあ普通に良かったんですが、息の量が楽器とあっていなかったので

その楽器は今、高校で教えていた現在大学生の子に貸しております。

最終的に必要な時に買えば特に問題ないので、僕個人としてはそこまでいい楽器を最初から使う必要はないという結論にまとまっています。

というわけで本日もご視聴、ありがとうございました。

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それでは本日はここまで。ご静聴、ありがとうございました。

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