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2020.12.21これからの雅楽

雅楽を仕事にお金を稼いで食べていくのはタブー??



こんにちは。山口です。

今日はちょっと思い切ったお話をしていきたいと思います。

というのも雅楽を仕事に、食べていくのはタブーなのか?というお話をしていきたいと思います。

というのも、

山口は実はYouTubeを本格的に始める前の今年の3月まで別の仕事をしてましたが、4月以降、もう雅楽以外の仕事をしておりません。

いやー、まだまだ全然食べていけるレベルまでいけているかとはいえば、もっともっと自分自身も研鑽しないといけませんし、

独り身で実家で暮らしているからできる所業なのは間違い無いですし、まだまだ雅楽に限らずビジネスなど、さまざまな勉強もしていかないといけないなと常々思っているんですが、

雅楽を仕事にする前とかはよく「やめとけ」や実家が天理教の教会ということもあり、「お前は雅楽はもういいから、教会の言われたことをやっておけばいいんだよ」的な感じなこともまあ言われてきた人間です。

まあ、年輩の方々からすれば、常識から外れたこと、

そういうことを今やりながら仕事にして生きていこうとしているわけですから、あんまりいい目では見られていない中ずっと過ごしてきましたが、

これは特に雅楽が宗教色が強いからが強いのですが、雅楽でお金を稼ぐ、それを生業にしていくことがどうもあまりいい印象がなかったりするんですね。

もともと芸術で生きていくという分野でも、東京芸術大学を卒業した人でさえも半数くらいが何をしているかわからない状態になるということを、二宮さんという方が書いた最後の秘境 東京芸大 天才達のカオスな日常の中でも周りにインタビューをしていき、描かれているほどです。

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そんな中、そもそも雅楽という音楽で食べていく、もちろん宮内庁式部職楽部の方は国家公務員なので、しっかりと公務員という立ち位置の中、

それで生活をしていくわけですが、それでも、雅楽一本ではなく、オーケストラの演奏もできないといけなかったりするんですね。

そして2ちゃんねるなどでは、最近は誹謗中傷についてもだいぶと規制が強くなってきたことからなくなりましたが、

雅楽で生活をされている方に対しての愚痴や誹謗中傷、楽師の先生などの金銭関係や生活上のことで有る事無い事を呟いている方

だって結構いたりする中ですが、

そんな中、そもそも雅楽というこの芸術音楽で食べていくことはタブーなのか?

今日は将来、雅楽を仕事にしていく人らももしかしたらこの記事を見ているかもしれないですし、それを毛嫌いしている人などもいる中ではありますが、

少々炎上覚悟で色々とお話ししていきたいなと思います。

まず、山口の見解としてはどう見ているのか?

これは僕自身がこの立ち位置にいる時点で明白ですよね。

僕は雅楽でお金を稼いで飯を食う、これに関しては賛成の人間です。

ただし、その雅楽でお金稼ぎをする上で、人間的な倫理観というものですかね?基本的な教養というもの、これを身につけた上でする必要があるなとも思う立ち位置にいます。

それは何故かというところをいうと、

ちょっと話はそれますが、明治時代、数々の株式会社や銀行の創業に携わったと言われている渋沢栄一さんという歴史上、人物がいますが、次の1万円札になるほど偉大な方なんですが、

そのかたの書籍に、論語と算盤という本があるんですね。

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論語というのは儒教の原点のようなもので、人の在り方や、日常の過ごしかた、その教科書のようなものでもあるのですが、

要は算盤、お金稼ぎとはどうも全く別のものという感覚に思っている人が多いと感じていたそうです。

そのため、商人というのは江戸時代で一番身分が低く、

逆に幕府の人間などにはビジネスなどの教養というものが身に付けている人間が少なかったようです。

その原因として、江戸幕府が基盤とした教えが儒教の「朱子学」であった影響が強かったのですが、

その中、渋沢栄一が携わったことで明治時代にあそこまで日本は発展した国になっていきますが、その中で、どうしてもお金儲けに走ってしまい、自分自身の利益を追求してしまう人間というのは多くいてしまう。

その部分だけを見て、お金儲け=悪と捉える人が多かったりするのでしょう。

特に天理教を含め、宗教者というのは、お金儲けやビジネスに対して非常に抵抗が強かったりします

築地本願寺の宗務長をされている安永さんという方が書いた築地本願寺の経営学という本の中にも、お寺とビジネスという言葉に抵抗を持つ方がいまだに多いということも書いてあり、

宗教者という方は何かしらよく見てしまうのでどれだけ費用がかかるのか?など、
そこばっかりに目を向けてしまう方も少なくはないですし、お金稼ぎ=宗教法人には関係ない、要はビジネスというものに対して無知な方がほとんどなんですね。

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最近では宗教施設も、昔のようにお布施やお供えをしてくれる方が激減し、

向こう20年で潰れる寺院・神社・教会なんかもどんどん出てくる現状であるのは間違いありません。それでもどの団体も、そんなことにも気づいていないというのが現状です。

多分これを見ている宗教者の人だってそんな方いるかも知れませんが、これは紛れもなく、今何か変革をしなければ起こってくることなのは明白です。

と話がそれましたが、そんな中、お金儲けができなければ、特にこの資本主義社会の中、生活できなければ、経済を回すことだってできなくなります。

そしてこの儲けたお金の中で、いかに使っていくかが非常に重要になってくるわけです。

自分のために、豪邸に住んだり、いいご飯を食べたり、海外旅行や浪費するようなことばかりに使うとなれば、それはもう自分のためだけになりますが、

その貯まったお金を使って更に事業を展開していく、世の中の為になることをすればいかがでしょう?

そうなっていくことによって、それ以外の方達の人生をより良いものにすることだってできていくわけです。

世の中を更に良くしていく、人々の生活が陽気にする上で論語と算盤というのは二つ一つにして成り立たせていく重要性が必要だったりするわけです。

山口も、基本的には稼いだお金というのは生活以外のものにはどうにか還元できるように使うことを意識しています。

自主公演の企画をして演奏機会を作ったり、

必要な知識をインプットしたり、必要な物品を購入したり、

お稽古なんかでも基本的には素直に教えていくことを心がけてやったりしているんですね。

やろうと思えばぼったくりだってできますが、そんなことは基本的にやりません。

それをするだけ、相手の信用を下げることにしかならず、
顧客を失うきっかけにもなりますので、

お値段以上の価値が出るように心がけて日々練習や研鑽・動画の撮影や記事を執筆をするようにしています。

「世の中、周りの人たちが更により良い生活・充実したものにする上でより高いパフォーマンスを提供し、その対価としてお金をいただく」

こういう指針があってこそ、雅楽も今後は、雅楽だけで生活をしていく人がどんどん増えていくべきだと僕は思うんですね。

もちろんこれは雅楽に限りません。

他の音楽にしたって絵や舞踊などの芸術全般を、生活の一部にしていくことで世の中の人々が陽気になれる、

将来、それを仕事にしていくにしても、仕事にはしないにしても仕事以外の楽しみを作る役割を僕らは今後になっていくことになるでしょう。

その上で、雅楽を通して食えるだけの生活ができるようにしていき、+、今後この雅楽という芸術を広げること、楽しさや面白さを伝えていくことによって、

より自分自身はもちろんのこと、関わってくれる周りの人の人生をよりいいものにしていける活動を山口自身もやっていきたいなとつくづく思うからこそ、

今後もコツコツと毎日、練習やお稽古、演奏、そしてYouTubeの撮影もやっていきたいこの頃でございます。

という感じで、山口としては雅楽でお金を稼ぐというのは賛成をしていますが、

もちろん、否定的の中にあるものというものも理解できます。

特に雅楽をやっている人の中でも、正直これはダメじゃない?とか、

お金儲けするな!という割には、お金儲けをしてしまう矛盾している方だって中にはいたりします。

全然技術がないのに、ぼったくりして教えて、教えるカリキュラムに沿って、

更に上手くなることができる方に対して時間稼ぎして教える先生だって中にはいるでしょう。

最終、「儲からんくなるから‘」そういうことをされている年輩の方がいるということも、小耳に挟んだことがあるくらいです。

そこで重要になって来るのが、先ほども言った「論語」、人としての「道徳」というものを大切にすることだと思うんですね。

そういう倫理観がない講師の先生には習わなければいいですし、

今後はそのような信用度の低い講師の方や演奏者というのはネットでの情報社会の中でますます駆逐されている時代に突入しています。

怖いものです。

そう言った意味でも、今後はインバウンド事業しとて海外の人らにも更に展開することや、

日本の伝統文化をより多くの人に知ってもらう為にも、ますます雅楽をビジネスとしてやっていくことも視野に入れていかないといけないなとも思ったりするわけです。

というわけで本日は雅楽で生業にして食べていくはタブーなのか?というお題の元、お話の方をさせていただきました。

山口としては、雅楽でお金を稼いだ上でそれで生活をして、それ以外の分を世の中や周りの人たちに違う形で還元する。利己的になるのではなく、周りをよりよくしていくことに自己投資をしていくこと、

渋沢栄一さんが書いた論語と算盤を元に今後のビジネスと雅楽という芸術音楽を考えていけたらと思うこの頃でございます。

本日もご覧いただきありがとうございます。

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それでは本日はここまで!ご静聴、ありがとうございました!

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