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2020.11.08ブログ

「雅楽は生の音に限る!」



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こんにちは。山口です。

先日、はじめての雅楽Part2を無事に終演させていただきました!

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当日は様々な宣伝をさせていただいた故、

120人以上の方々に来場していただけました。

ご来場いただいたみなさま方、誠にありがとうございます。

今回ご来場されなかった方も、YouTubeでは公演の目玉の曲でもあった

舞楽「還城楽」

録画したものを先日、

このちゃんねる内に配信させていただいております。

今回ははじめての雅楽の演目の1つをYouTubeで配信させていただくことにさせていただきました。

このはじめての雅楽は毎年開催させていただく予定です。

今後も初めての人、そうじゃない人どなたでも新しい発見・知ることができる、

そして雅楽っておもしろい雅楽を提供できるように開催していきたいなとつくづく終えた後も思っている所存です。

さて、今日のお題は演奏会を終えて改めて思うことですが、

「雅楽は生の音に限る!」

これを本当に感じさせていただいた演奏会だったんですね。

今年は新型コロナウィルスの影響で、関西では狹山の演奏会以外はほぼ、

大きな団体の演奏会というのは中止を余儀なくされている状況で、

各団体は現在配信をするように力を尽くしているみたいですが、

僕はここにちょーっと逆説的なことを話していきたいと思うんですね。

もちろん、配信が悪いわけではないですし、

そのように新しい時代に変わっていくわけですから、変化をしていくことはもちろん重要ですが、

音楽のよさというのは、

現在のテクノロジーをもってしてもやはり「生」に勝つor、

同等にできるかっていったらまだそこまでいけていない時代なんですね。

今日はそんな雅楽はまだ生の音に限る理由、こういうお話をしていきたいと思います。

1, 加工が何ぼでもできてしまう問題


まず一つめ、配信や映像にしてしまうと、

何かしらの補正ができてしまうこと、

これは僕は正直あんまり好ましくないんですね。

これは演奏会を配信するにしても、

普段YouTubeに投稿している人にしても共通して言えることなんですが、

録画・録音した音自体を編集してしまう人がいたりすることが

多いんですね。

例えば、エコーというものがありますが、

龍笛を吹いて、

その龍笛の音にエコーという響きをよくするツールを

使って編集してしまう人が、

YouTubeや配信をする人なんかでは多かったりします。

それがいいか悪いかといったら僕は正直否定はしませんが、

ある意味、

個人的には

それは自分の音を「詐称」しているなと感じることがあるんですね。

だって何の奏者の人でも、

エコーをつけたらどんだけ下手な演奏でもある程度上手く聞こえてしまうことがあったりするんですね。

これは団体にしても、個人でやっている人にしても、

こういうエコーをつける演奏をするんだったら配信する意味がないなと僕は思うんですよね。

自信がないとか色々思うことはあると思いますが・・・

その音源を聞いたら上手く聞こえるかも知れない。

でもその後

生の音を聞いたときに絶望するのは自分ではなく、

聞いている、動画を見ているみなさんなわけですよね。

ある意味これは、

例えば最近インフルエンサー?の経歴詐称などがTwitterで炎上していましたが、

それと似たり寄ったりのことだと思うわけです。

Googleの社員として振る舞っていたけど、

実はちがいましたーということと、やっていることは演奏を美化するのって同じような問題だったりするんですよね。

そこに関して、本質的に見るというのはかなり難しいです。

女性の人がSNSなどのプロフィール写真を盛って実際会ってみたら全然違った、とかと変わらなかったりしますよね。

男性の方がプロフの内容を詐称することだって同じです。

僕はYouTubeであげている唱歌独奏をはじめ、

演奏会の動画なども1つも「音」の編集はほとんどやっていません。


あそびでちょっとやったこともありましたが、

気付かない程度で、エコーとかは響きが変わるほどは基本やりません。

基本的に、「録音」・「録画」したそのままの「生」の音をみなさんに提供するように心がけてやっているんですね。

演奏会もこれと同じようなことで、
はなから配信ではなくて、

きていただく方には少々お手数がかかるかもしれないにしても、

「生」の音を聞いていただく環境は残したいなとおもってこの状況下での

演奏会を企画し、ライブ配信などはしないことを決めました。

もちろんこれはライブ配信だけの問題ではありません。YouTubeにしても、

雅楽関係のCDを作るにしても、何かしら「盛る」作業をすることに対して非常に卑しさを感じてしまうので、

このテクノロジーが発達して何でも盛ることができる時代だからこそ、

「生」でいきた音の大切さというものを推奨できたらなと最近は非常に思います。

まあCDでレコーディングでもどうなのかなって思うタイプですね。

正直誰でも上手く聞こえてしまうので、音の編集はしない方がいいなと思ったりします。

まあいうてこれは持論にすぎません。それ以上でもそれ以下でもないですね。

2, ライブ配信は見ている側の機材に左右される問題


二つめにあげたいのはやはりここですね。

やはり当日、プロの撮影者や機材を使って映像を撮影して配信するにしても一番ネックになるのは、

「見る側がどういう機材を使って試聴をするのか?」

というのも大きな問題になってきます。

今であれば大抵の人は「スマホ」を使って診られるかと思います。

でもそのスマホの中でも、やはりスペックが全然違ったり、

ネット環境に左右される問題というのは現状残っている状況なんですね。

音質もそうです。スマホ内蔵のスピーカーも、

iPhoneの最新盤とか使えばまあそれなりにキレイに出してくれますが、

やはり生で聞くよりも限界があるのかなと僕は思うんですね。

もちろん、更に時間がすすめば今後はVRやARなどの普及で、更に生で見るよりも

迫力のある演奏会の映像を見ることができるようにはなりますが、

それはまだ先のことですし、どうしてもどの時代になっても、

その自分が持っているデバイスの問題というのはまだ解消することは当分先

のことになるなとも思ったりするんですね。

そう考えると、やはり生の演奏で来場下さるみなさまに

あたえることができる感動とはほど遠いものになるなと感じるわけですね。

3, 生だからこそ感じることができる躍動感・感動感


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これはアーティストのライブなんかでも同じですが、

その場で見ることができるからコソの喜び・感動、

こういうものは映像ではまだ味わえないなと思うんですね。

僕は雅楽以外に、大原櫻子さんのライブとかに年に1回、

演奏の仕事や稽古の仕事を絶対に入れずに行く日があるのですが、

やはり生でそのアーティストがその場で歌って、話して、

共に盛り上がっていくあの感覚というのはどうしても

同じ場所にいるからこそ感じることができるものだなと感じるんですね。

もちろん動画でもそれの3割くらいの感動などを味わうことができますが、

それが限界なのかなとも思うわけです。

これは雅楽の演奏会も一緒で、生で見たときの雅楽のよさ、

動画で見たときの雅楽のよさって、

絶対に生で見たときの雅楽の方が心を動かせる演奏をみなさんに提供しやすいんだなとつくづく感じるわけですね。

もちろん動画の方が見やすいし、その場で見れるメリットも大きいのはありますが、

逆も然りありますね。

見やすい分、離脱もしやすいのが動画だったりするんですね。

このYouTubeもまあ離脱されやすい。

てか僕も他の動画見て途中で離脱するので、

やっぱり動画ってなると更にハードルが高いのかなと

最近は非常に感じるわけです。

後はやはりあの緊張感は生だからこそ感じることができる楽しみですね。

やはり配信となると、最悪時間内であれば取り直しがききますし、

配信だからとおもって結構軽く演奏しやすい環境しただったりするので、

そういう気持ちやると、

人の心を動かす演奏を作ることもかなり難しくなってくるんですよね。

ミスとかそういうものが生ではでてくるので、

そういう人間らしさの部分がある

いいところが生の演奏会の魅力だったりもします。

という感じで、今日は生の演奏会の方がやはり雅楽はいい!という話しをさせていただきましたが、まとめに入らせていただきます。

1配信などは加工が何ぼでもできてしまう問題
2, ライブ配信は見ている側の機材で左右される問題
3, 生だからこそ感じることができる躍動感・感動


とまあ本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。

というわけで本日はここまで!ご静聴、ありがとうございました。

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