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2020.10.30ブログ

雅楽難民について


こんにちは。山口です。


今日はなんの話しかというと、


学校の部活や団体の活動がなくなった後に雅楽難民になってしまう問題について


お話をしていきたいと思います。


これね、正直この問題は自分自身もすごく課題にしている問題で、


団体に入っている人等とかは終身雇用的な状況なのでほぼほぼそこまでなかったりするかもですが、


結構個人的には大きな問題だなーと思う1つの課題でもあるので、


せっかくなので話していきたいと思います。


というのも、これは天理教や神社など、宗教系の学校などで雅楽をされていた方や、東京芸術大学の卒業後なども、団体に属することができず、困っている・悩んでいる人が多かったりするのですが


「卒業後に雅楽をやりたくてもできる場所がない・・・・」


こういう問題に悩む人って実は非常に多かったりするんですね。


実際、かくいう山口もその1人でした。


いざ、大阪帰ってきて雅楽を本格的にやるぞー!て思っていても、やる場所がない!


いやーびっくりしましたねー。


その為に天理から離れて大阪で雅楽やるぞー!て思ったけど、


地元の小学校のボランティアの演奏とか以外、


まじで演奏やお稽古・講師などなにもない状態から始まったのを今でも覚えています。


正にツテなし・コネなしという状態だったんで、


それでも雅楽やるんだ!


と思っていた自分がすげーなとたまに思ってしまうんですが・・・


その中でもおもしろいのは、演奏機会がある人等の中には、


その演奏機会がない人等より技術がなく、


中にはかなりずさんな演奏をされる方も中にはいたりするわけですね。


そして最近も、そういう雅楽するところがないんです。


という人の相談を受けることも何件かあったりするんですね。


元々僕が天理で結成して活動している天理若手雅楽会のメンバーというのは、





そういう類のメンバーを集めて始めたと言っても過言ではないくらい、


それだけ演奏はできるレベルがあるのに


練習や演奏する場所がないという人が恐らく全国的に多いのではないか?


そう思うことも多いんですね。


本日はなんでそのような状況になっているのかを解説しながら、


今後この状況をどう打破していくのか?これについて解説をしていきたいと思います。



1, どうして雅楽難民が多くなるのか?


まずはこれについて説明していきたいと思います。


前回、雅楽の授業でもやりましたが雅楽団体というのは全国的に今はあります。





僕が知らない雅楽団体だってあるでしょうし、


知っているけど紹介できなかった団体なんかも中にはあったりしました。


自分の天理若手雅楽会と狭山雅会も埋もれていたわけですが・・・笑


あ、狭山雅会は明日演奏会です。笑


はじめての雅楽Part2 チラシ


とはいえ、そんだけ団体があったら普通はそんな雅楽難民って人らは出てくるはずがなかったりしますが・・・


なぜこうなるのか?


一言でいえば、


団体自体が排他的な側面がある。


これが大きな理由になります。


え?それですか?


それだけといってしまえば本当に


それだけになるので説明していきましょう。


基本雅楽難民になってしまう理由というのは、


学校の部活動を終えて、


卒業後にどこでやるか?


これで難民になってしまう人がまあ9割方、


多いんじゃないかなと思います。


神道系の学校を卒業する方々というのは、


その後神社で就職をする人が多いのですが


その神社自体で雅楽を会としてもっているかもっていないか?


そしてそもそも、職員数が少ないところであれば雅楽を演奏するではなく、


神社の業務に追われて雅楽をすることができなくなる人の方が


大方多いわけです。


学生の頃みたいに雅楽に関わる時間が多くできるというのは


かなり難しいです。


落ち着いて演奏する側になるとなればどうしても中年とか、


年を食わないとすることができなくなります。


そしてこれは天理教関係でも同じく言えることでしょう。


天理大学・天理高校など部活動で雅楽をやる人というのは多く、


高校時代・大学時代で雅楽に没頭する学生も多かったりします。


逆も然りですが・・・


学校時代は依頼演奏や定期公演など、


様々な演奏活動に従事できることが大きなメリットであるのですが、


卒業後というのがどうしてもネックになってくるんですね。


高校生の場合は、大学に入って部活動をするという選択肢もありますが、


高校と大学の部活での練習のやり方や


上下関係のスタイルが全然違うことで部活に入らない子も多く、


仮に大学の部活動でやったとしても、


就職先に雅楽をできるところなんてなければ


これは神社系にしても天理系にしてもある問題ですが、


そこから別の団体に入るとなると、


イチから学び直さないといけないという団体もあったりします。


見知らぬおっさんらにまたならい直すとなると、


色々とめんどくさかったり、ややこしかったりするので、


やりたくてもそこでやりたいと思うことがないのです。


なんし部活動という場所ですら、


しがらみが多くめんどくさい側面が大きいため、


自由さを求める学生や若者からすれば窮屈なものだったりするんですね。


何しか、学校の部活動も関係してきますが、


別団体となるとそのトップ同士の人間関係が悪かったりすることも


結構ありますので、


そうなるとそこに入っただけで自分と関係ない


よくわからないイヤミを言われたりすることも、


自分は何も関係ないのに言われることだってあります。


実は僕も天理から大阪に帰省したときはいろんな団体を調べました。


が、大阪の団体というのはしがらみが強いなというのを、


サイトをリサーチしただけでひしひしと感じたんですね。


「僕にはこれは無理だな」


と察しました。


僕は基本的に自由主義なので、


そういうしがらみがある団体でやっていく自信は全くありませんし、


知らないおっさんとかに自分の演奏を指摘されても


まあ心に響かないだろうと思って、


団体に入るということは断念したのを覚えています。


それなら、自分自身で団体を作ったりとか、


団体じゃなくて魅力がありそうな人とつながることに専念し、


会活動とは関係ない個人で活動する人などの


練習会だけに顔を出してみるなど、最初の方はどんどん


積極的に行くようにしていたんですね。


実際、3年前大阪に帰ってきた時と


雅楽をする方々・仲間というのは180度変わったなと


最近では思うばかりです。


でもそれでも難民になってしまう人というのは、


現状もかなり多いのではないか?そう感じることもあります。


講師する人出が少ないや、演奏者がいないという方も言ったりしますが、


そうじゃないのが現状なんです。


僕ですら、


講師できる人・演奏できる人のことを


「知らない」だけだったりするんですね。


要はそういう「パイプ」的な存在が、


学校の卒業後にないというのが1つの現状として


問題だったりするわけですね。


野球ではドラフト会議であったり、


大学の推薦、社会人野球に所属する上での就職など、


幅広い進路というのが用意されており、


音楽界の中でも楽団に入るなどのパイプは


ある程度作られていますが、


雅楽にはそういうものがまったくないんですね。


だからこそ、高校と大学を終えた後にやる場所がなく


雅楽難民になる人が多かったりするんですね。


+、閉塞的な部分のおかげで、


誰がどの程度演奏できるかも全然僕等ですらわからなかったりします。


でも、これじゃだめなんだなと思うんですね。


今どの団体も高齢化が進んでいます。


若い奏者というのは東京だったらまだいるんですかね?


関西の方ではほとんど自分自身も関わっている人以外は


ほとんどいない状態なので、


このまんまいけばただただ高齢化していくだけになるなと思うんですよね。


じゃあどうすればいいのか?



2, 対処法は?


こういうところに入っていくんですね。


個人的に提案したいのは、


今こそ若手だけで集まるネットなどでのコミュニティを形成すること、


これが非常に重きをおくことになるなと感じるわけですね。


僕自身は今年4月から、


雅楽のオンラインサロンというものを運営しています。





基本的には30代までの若手のメンバーが、


ネット上で交流や情報交換・場合によっては


飲み会や合奏会などを開く会を現在作っているのですが、


現在は33人の方に参加してもらっているサロンがあります。


もちろん、まだメンバーの募集はしているので、


詳しくはFacebookの方で見てもらえたらと思うわけですね。


現在は月額費など何もとらずに無料で活動しております。


基本的には誰が入っているのか?


そういうことは機密にしているので、


入っていない人にサロンに入っていることがばれるということはない


状況にしています。


もし、そういう情報を意図的に流した方は基本的にBANしちゃいます。笑


雅楽の世界というのは、正直「ツテ」がものを言う世界だったりもします。


なので、「○○を知っている」など、


そういうツテで演奏がいただいたり、


講師として活動することができる世界だからこそ、


その「ツテ」をどうしても獲得しにくい学校の部活動だけしかやった事ない人には、


なかなか卒業後演奏にかかわることが、


あって自分の家などが【宗教施設】などでない限り、


ほとんど機会がなくなってしまうんですね。


だからこそ、このオンラインサロンなどを駆使することで、


様々な人との「ツテ」を作れる環境をまずは作っていきたいなと思い


現在もサロンを運営しています。


現状はまだ人数が少ないですし、その中で活動的なメンバーも少なく、


やることは限られていますが、


活発に活動をして下さる人が増えればいろんなことを


企画していきたいなと考えています。


僕もまだ演奏家のはしくれのようなものですが、


そういうツテを広げることで今後


演奏活動を広げていきたいなとも思いますので、


そういう自分から連絡をくださる主体性の強い方


今後やっていけたらとも思います。


もちろん演奏会の企画なども、おいおいやっていけたらとも思うわけです。


それに、オンラインサロンは「団体」ではないので、


仮に今後会費などをとるにしても、


形式的なものは基本的にない状態でやっていきたいんですね。


「自由参加」、団体などの義務でやるのではなく、「自主性」


を重んじる場所をネット上ではあれど、作りたいと思いますし、


年齢関係なく上下関係もなく、フラットな関係で交流を深めたり、


意見交換などできるものへとしていきたいなと思い、


現在も活動を少しずつ広げられたらと思うんですね。


僕自身も来年には、


別の団体を立ち上げることも現在視野に入れていますので、


是非「私、雅楽をするところがないんです」という人がいれば、


InstagramTwitterにDMいただくか、


https://twitter.com/sougagaku






https://www.instagram.com/sougagaku/

 

Facebookのオンラインサロン「雅楽」に気軽に入会ボタン


押していただければと思います。


ただすみません。オンラインサロンは現在39歳まで限定でやっているので、ご了承下さい。


是非共に雅楽ができたらと思う限りです。


そして近くに住んでいる方であるのであれば、


何かしらこういうところありますよという紹介もできるかもしれません。


個人的には、変にいがみあうのではなく、


楽しくできるメンバーと関係をつないで演奏活動などもできたらなと思うので、


それに賛同して下さる方なら基本歓迎します。


と少し趣向がずれた感じもしますが、


今後、このような流れはどんどん増えていかないといけないなと


山口もひしひしと感じています。


今までがアナログすぎた故、今後はデジタルをどんどん使い倒して、


息抜きや楽しみを作っていく役割をしたいのももちろんですが


雅楽の若い人への普及、


難民になっている方に方向性を示すことができる活動も


自分自身もできたらなとも思うこの頃です。


というわけでまとめに入りましょう。


1, どうして雅楽難民が多くなるのか?
団体自体が排他的なため、他の所でやることが難しい
2, その対処法は?
オンラインサロンなど


それでは本日はここまで! ご静聴、ありがとうございました。


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