ブログblog

2020.09.30ブログ

初心者の間にするべき自主練方法まとめ



こんにちは。山口です。

今日のお題は、「初心者の間にするべき自主練方法まとめ」

ということで初心者の間、

一体どうやったら上達するんだろう?

こうやって感じている方も多くおられるのではないでしょうか?

お任せ下さい!山口は自称自主練のプロです!

自主練のプロってなんだよ!ってつくづく思う方もいると思いますが、

今も自宅で毎日2時間は練習をしている野郎でございます。

そんな山口が初心者の間にやっておいたら上達する方法、

今日はこれを無料で、て当たり前か・・・ははは

無料で伝授させて頂きたく、この動画を撮らせて頂いて居ります。

というわけで今日は5つあります。何が必要なのか?

ちなみに今日は中級者上級者ではなく、

初心者の自主練という目線でおはなししていきます。

今越殿楽の指を習いましたーくらいの人、

やっと五常楽、陪臚入ってますという人にも、

継続してやれば力がつく練習方法を提示させて頂きます。

ではいってみましょう!

1, ロングトーン


まずはやはりこれ!ロングトーン。

あんまり僕も個人のレッスンでは時間の関係上やることは少ないですが、

これを普段からやっておくこと、非常に重要だったりするんですね。

まず、ロングトーンとはなにか?

平たく言えば、同じ音を継続して吹く練習法です。

簡単じゃん?ておもっている方、何拍やると思っています?

はい!とりあえず六拍続けれるようになりましょう!

初心者の間で六拍続ける、これをすることは結構難しいことだと思います。

かくいう山口も最初は五拍も続きませんでした。

しかし雅楽は基本的に5拍以上続ける曲が多いので、

六拍を続けるようにならないと演奏技術もあがりません。

そして音を出せたとして、

真っ直ぐ音を出す技量も身につけた方がいいでしょう。

音が安定しなかったらレベルとしては低い方になってしまうので、

継続してせめて六拍、がんばって続けられるように練習すること。

これを意識しましょう。

笙の方のロングトーン練習方法もあります。

乙の音を四拍四拍を繰り返して、

3拍目と4拍目にはりをいれる練習をするなど、

8拍吹きっぱなしなども五常楽では出てくるので、

八拍少ない息でいいから継続できる練習をすることが重要です。

特にすうと吐くで息量が変わったり、

毎回ハリ方などが不安定になりがちなので、

最初はこの四拍四拍の練習を反復してやっていくこと、

これを意識していきましょう。

ロングトーンの動画は龍笛のみ現在出していますが

篳篥と笙も出す予定です。それを利用して、

どんどん練習をしていってください。

2, 唱歌


特に最初のうち一番練習をしてほしいのが唱歌。歌うことですね。

特に篳篥の方は唱歌を上手く歌えなかったら篳篥を上手く吹くこと

これは絶対にできません。

絶対ですか? 絶対です!

篳篥は人の声をモチーフに作られた楽器なので、

演奏が声の通りになることが多かれあります。

歌がうまければその時管が下手でも、

管はやってるうちに歌と同じように上手くなってくる、

そういう楽器なんですね。

また最初の方は、

僕等は学校教育の音楽で西洋音楽をたしなみすぎた身でもあるので、

どうしても旋律で音をとって演奏しようとしてしまいます。

それを解消する方法が「唱歌」なのです。

唱歌をすることによって曲のイメージをつけることもできれば、

どうやって演奏するかがみえてくるものなので、

最初の方はしっかりと唱歌を練習しましょう。

このちゃんねるでは平調の唱歌と独奏が現在あげてあります。

それと一緒に練習するナリして、唱歌を鍛えていきましょう。

3, 記号(運指)を覚える


まず最初に絶対にやってほしいことその3として、

記号、すなわち運指を覚えるコトです。

どんだけ講師の指を見てふけるようになったとしても、

その先の曲もそれで覚えるというのは難しいでしょう。

この最初の内にどの指がどの記号かというのを、

はっきりと覚えるコト、

これは初心者の内に一番自主練しておいてほしいことなんですね。

あなたが誰かに稽古をつけてもらっているときでも、

その次までに習った指を全部忘れてしまったら意味がありません。

講師側としても振り出しにもどる状態になってしまうので、

極力、習った指だけは練習して覚える習慣を身につけていきましょう。

とはいえ、これが一番大変なのが笙です

笙の指はちょー複雑!

多分自主練している人ですら次の練習で

その通りの指を覚えてやっていけるかといえばなかなかできないものです。

グループレッスンとかになるとこれに耐えきれず、

途中でフェードアウトしてしまう人も多い楽器ですので、

まずはしっかりと指を覚える努力からやっていくことをオススメします。

運指については篳篥と龍笛も動画であげていますので、

下にはっておきますのでまたご覧いただければと思います。

その為に何をやるべきか?最初は演奏するのは置いておいて、越殿楽を指だけで練習してみましょう!

これを反復して覚えて、そののち吹いてやっていくと覚えていけるかと思います。

4, 出ない音を徹底して吹き込みをする


さあそして次が出ない音を徹底して吹き込みをするですね。

これは篳篥と龍笛の人ですね。

特に篳篥の人は五常楽ででてくる壱越メルの音に四苦八苦されている方も多いでしょう。

黄鐘の高い音、舌音の低い音が出にくい人だっているはず。

龍笛の人は高い音、中の責や六責、逆にテの

ふくらがだしづらい人など、様々だったりしますね。

これを克服するためにはその音を重点的に音を鳴らせるように

練習していくことが必要になります。

特に龍笛は鳴ってきたらその後は問題ありませんが、

篳篥の人は今後もリードによってその影響は大きいです。

山口は篳篥に関してはリードが変わるたびに、

どれがなりやすくてなりにくいかを全部確認した後、

一番鳴りにくい音を徹底して吹き込んで、

最終全部の音が鳴らしやすい状態にもっていくように練習しています。

徹底してやっていくとなりやすくなります。

ただし、その音だけ鳴りすぎている状態はバランスが悪くなるので、

最終は均等に音が出せるように調整していくことも重要なので、

付け加えておきます。

5, 音源に合わせて練習する


ここまでできたら後は曲を1人で吹けるようになるだけ。

とはいえ、最初は1人で吹いて、ボイスレコーダーなんかにとったら絶望的な演奏になるでしょう。

拍はばらばら。音程はバラバラになりかねません。

そうならないためにも、まずは音源と演奏することをオススメします。

独奏や唱歌の音源でもいい。

ある程度独奏で合わせることができたんだったら次は合奏の音源で練習していくといいでしょう。

山口創一郎の雅楽ちゃんねるでは、平調の代表的な曲までは三管合奏の動画をアップしています。全て山口が吹くという、山口が6人くらいでてくる奇妙な動画がありますので、


それと一緒に吹いていくのも1つ練習方法としてはいいでしょう。
越殿楽に関しては、狭山雅会の演奏会の本吹き(10行)版の動画もあります。

こっちの方には絃も入っているので、合奏する気分に浸りながら練習ができるでしょう。
ただし、9行目で篳篥が止めかけて間違えるのにはつられないようにしてくださいね。

山口がイヤ!という方もいると思うので他でしたら、「天理大学雅楽部」のCDがオススメです。

テンポが全体的にゆったりしているので、

練習をする上ではすごくロングトーンの練習なんかにもなりますので、

そちらを使うことをオススメさせて頂きます。

合奏のおんげんと練習する際は、

他の楽器にも耳を傾けて練習をすることも意識してみましょう。

そうすれば自分の管以外のフレーズがわかってパターンなんかも見えてくると思いますので、是非そういう感覚を身につける練習にも励んで頂ければと思います。

というわけで本日のまとめに入らせて頂きましょう!

1, ロングトーン(笙の場合は四拍四拍)
2, 唱歌
3, 記号・運指を覚える
4, 出ない音を徹底して吹き込みする
5, 音源に合わせて練習する


というわけでいかがでしたでしょうか?

それでは本日はここまで!ご静聴、ありがとうございました。


演奏会開催します!是非ご覧あれ。



電子チケット、好評発売中!

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01nszi10zuiqs.html
SHARE
シェアする

ご予約

 webからのご予約承っております。