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2020.07.25ブログ

雅楽で使う道具っていくらかかるの?

こんにちは。山口です。

 

今日のお題は・・・・

 

雅楽に使う道物品って、いくらくらいするの?

 

という金銭的な汚い話をしようかと思います。

 

Youtube版もありますー!


突然ですがみなさん、雅楽って笙、篳篥、龍笛以外に必要なもの、

 

どれくらい費用がかかるかご存じですかー?

 

問題ですよー。難しい問題ですねー。

 

答えは、

 

「めーっちゃ多い!」

 

いや、これまじで。

 

吹奏楽やオーケストラは衣装と楽器さえあれば後は椅子とかドラムセットとか、

 

なんかそういう大きい楽器含めてもほぼ楽器しかつかわないわけですが

 

もうね、雅楽の演奏会とか見た人わかるかと思いますけど、

 

ぶっちゃけ雅楽は演奏会とか何やるにしても必要な物品がめーっちゃ多い!

 

というわけで今日はそんな、普段団体など入っている人もそうじゃない人も

 

まあちょっと勉強していきましょう!

 

どれくらいこの物を揃えるのに費用がかかるのか?こういうお話を

 

していきたいと思います。

 

1,楽器について


 

まあこの楽器で笙・篳篥・龍笛・については前回のプラ管と本管の動画で話していますので、そちらをみていただければと思うわけですが

 

 

 

それ以外にいるのは何か?この辺からお話をしていきましょう。

 

大体雅楽で使う楽器というのは打ち物と絃ですよね?

 

打ち物は羯鼓、太鼓、鉦鼓。舞楽とかは三の鼓も必要ですよね。

絃は箏と琵琶、この辺が必要になってくるわけです。

 

が、これいきなり超ハードル高い・・・楽器を購入するとめちゃくそ高いのが現状です。

 

まず打ち物からみていきましょう

 

羯鼓・・・40万~60万 太鼓・・・60万~120万

鉦鼓・・・40万~70万あたり

三の鼓・・・70万から120万

 

なんかもう高すぎてチーンですよね?

 

こんなん高くて揃えるの無理!て普通に思いますよね?

 

いやー、新品で買うとまあ普通に高かったりするのが打ち物です。

 

が、ここはちょっと太鼓と鉦鼓については代用する裏技もあるのでご紹介しておきましょう!

実は最近、天理教や神社関係では、祭儀などで使う太鼓、スリガネが不要になっているケースが多かったりするのですね。

 

実際、天理教の太鼓やすりがねというものは、雅楽の形に似せて作ってあるので、

 

これの色を塗ることができたら変身できるわけです。

 

実は山口が実家においてある太鼓と鉦鼓の枠も、実は知り合いから塗ってもらった物だったりします。

 

 

塗るだけだったら職人さんによりけりですがまあ大方10万くらいあったら多分できるんじゃないかな?

 

僕の家のは演奏者つながりの中で現在天理教の楽器含め、雅楽の楽器の塗装や木材加工の勉強しているため、

 

太鼓とかの塗装を練習しているとのことだったので、費用的にはかなり安く依頼できました。

 

本来は漆で塗るんですが、この太鼓と鉦鼓はスプレーを使って仕上げてくれました。

まあ一見、全然わからないですよね。

 

太鼓の銅は現在かりているやつなので違いますが、その子に現在塗ってもらっているところです。

 

もし正規の値段が出せなかったりする方は、

 

天理教や神社の不要な太鼓やスリガネを安い値段で買って塗ってもらえる人を探して、塗ってもらうことをおすすめします。

 

鉦鼓の鐘はすりがねと違うので、これは購入することになりますが、本物にこだわらなければ、

 

付け方だけ変えてやればより近い状態にできますね。

 

いづれもバチは買い換える必要ありますが、まあ安くて1万~3万くらいはするかと思いますが、

 

それでも多分全体で1520万ですんで太鼓と鉦鼓に変えることはまあ

 

できるかなーと見て良いかと思います。

 

なにしろ、僕は今天理教の神具店の方に龍笛を教えたりしていますが、

 

いらなくなった太鼓とすりがねの相談も結構多いみたいなので、

 

もし雅楽の太鼓や鉦鼓ほしいなというかたは、

 

そのいらなくなったものを安く購入して、

 

雅楽の太鼓と鉦鼓に変身させるなんかもいいかもしれませんね。

 

もしこの記事を見ている方で、太鼓鉦鼓など塗装をしようと考えている人は、

 

僕に連絡くださればその塗装の子の紹介はさせていただきます。

 

てなんの宣伝やねんという感じですが・・・

 

次に箏と琵琶ですね。

 

箏はまあ相場で言うと20万~40万円が妥当かなーというところですかね?

琵琶は60万~120万円くらいになるんじゃないかなーとみています。

 

んー、まあ高いですよね?

 

多分これに関しても、「天理教の琴使えばいいんじゃね?」という方もいそうですが・・・

 

あのー、これ実は糸が違うんですよね。

 

雅楽の琴の糸は普通の琴より太くできているんですよね。

 

だから引き心地も違いますし、

 

そもそも爪も違ったりするので、そこは一緒にはできません。

 

もちろん絃の張り替えをすればいけなくはないですが、楽器自体の負担がかかって

 

楽器がだめになる可能性も普通にあるんで、これはさすがにできませんね。

 

もちろん、僕の知り合いでも琴の糸を全部貼り替えて箏にした人も知っていますが

 

結構かけなところはあります。

 

ちなみに全部絃の張り替えをすると大体3万円くらいはかかるんじゃないかな?

 

まあ、楽器を揃えるだけで費用がかかるのが仕方ないですね。

 

はあ、ここまででなんかお金めーっちゃかかるやんけーと思うわけですが

 

さあまだまだいきますよー

 

2,装束




ここの話しに入っていくわけですね。

みなさん雅楽の演奏を聴くとき、

 

演奏者の装束みますよね。

きらびやかな装束もあればなんともいえないものもあれば、

 

まあ団体によって着る装束が雅楽はまちまちだったりするわけです。

 

今日は演奏会等で使う代表的な装束をいくつか紹介していきましょう!

 

今日は奈良県天理市にある雅房というところを基準で話していきたいと思います。

 

別に雅房からお金もらったりしてませんよ。山口がいいと思って説明させていただきます。

 

とその前に、この装束を着る前提として、

 

白衣と足袋、場所によっては雪駄も必要になります。

 

まあ値段は場所によってよりけりですね。











 











 











という感じですね。

 

場所によっては半襦袢とすててこもはくようにと言われたりもしますが、

まあぶっちゃけ長襦袢があれば十分です。

 

まず代表的なのが直垂(ひたたれ)



多分雅楽の演奏者が着る装束でも一番代表的な装束かなーと思います。

 

色は海松色(みるいろ)という見方によって緑やオレンジっぽくみえたりするものもあれば、青いものもあれば、紫や金色とかで柄が入っているものもあったりします。



大体は海松色と金色が多いかな?

 

これが生地がテトロンで上下セットなら、35000円くらいで売ってますね。

 

ただし、烏帽子もいるので、烏帽子を買うと大体4万円くらいになるわけですね。

 

ちゃんと絹で作られた奴であれば10万はかかるのかな?

 

まあでも正直絹じゃないとだめという理由も今じゃほとんどないかと思いますので

 

テトロン製で十分だったりします。

 

見栄えなんもかわりませんから

 

次に紹介したいのが狩衣。



これはまあおわかりの通り山口がYouTubeでつけているこれです。

 

僕はもうこの格好でしかYouTubeつけませんからねー

 

ってどうでもいいわ!

 

狩衣はまあ一番良いのは色が鮮やかで、一番見栄えがキレイなところですかね?

 

全員色の統一がないので、着るだけでまあ映えます。

 

僕が個人で持っているものは、上が赤が二着と青、黄、緑、紫、ピンクですかね?

 

もちろんそれ以外の色の狩衣もあるので、色がたくさんあるのは正直大きな魅力的なところですね。

 

なんし着るのも他の装束よりも楽なところもおおきな魅力です。

 

袴も大体は白・水色・紫が主流ですね。たまに違う色もありますが

 

大体はこの3色ですね。

 

神社で神職されている方とかは位で色が違うので、安易に紫を着てはいけないとかあるみたいですが、関係ない方だったら何を着ても問題ありません。

 

まあでも神社の現場とかがあると、僕もちょっと気にして水色をもっていくようにしていますね。

 

ちなみにお値段、まあ気になりますよね。

 

これは売っている店にもよりますが、安いので狩衣と袴、烏帽子あわせて35000円程度になります。

 

あれ?直垂よりちょっと安い?

 

ておもいますよね?

 

見栄えも良いし、料金もリーズナブルさ、

 

もちろん、ちょっといいの買おうと思えば値段はあがりますが、

普通に演奏活動する分ではこれで十分ですね。

山口はこれに目を光らせて、個人で活動する中で狩衣を数着買っちゃいました。

 

昨年演奏会社の方でも六着買っているので、まあ普通に依頼がある中だったらそれだけで装束はクリアできちゃっている最近です。

 

個人的には買うんであればこの狩衣をオススメさせて頂きます。

 

さあそして次にある団体ではこれを買わないといけない装束があるんですねー。

 

はい!襲装束です。



まあこの装束は舞楽装束でもあるのですが、舞楽の演奏者が着て使う団体も多かったりするのですね。

 

まあ、着ていたらかっこいいんですが、着つけがチョー大変!

 

狩衣と直垂の数十倍着つけがややこしかったりするのがこの装束です。

 

まあ舞人が着る衣装ですから・・・

 

これはいくらくらいするのか?

 

桁が変わりますよ・・・

 

80万~100万くらいですね。

 

まじで!?

 

これはまあ普通に高いを通り越してますね。高すぎる!

 

まあ舞楽装束になるとこれが相場だったりするわけですが、

 

これを個人で購入しないといけないと言う団体はちょっとやばさを感じるのは

 

僕だけでしょうか?

 

僕の知り合いにも、若手の子がそこで習っているみたいですが、

正規会員になるとこれ買わないといけないて理由で入るの断念した子はいるくらいなんで、

 

まあ、個人的に僕がその立場ならどんだけその団体がうまかろうが別の場所に

 

鞍替えをするだろうなと思いますね。

 

80万ですよ?

それに襲装束なんてまあ他で使うことありませんしね。

 

狩衣何着買えるんだろ?て感じですね。

 

さあそして次が舞楽装束に入っていきましょう!

 

これはものによりますが、

今日は一番よく使われる蘭陵王装束



だけ紹介をしておきましょう。

 

全部の一式を合わせて

 

ざっくり100万円くらいかかりますね。

 

まあ舞楽装束は全部それくらいかかるとおもっていただければいいです。

 

これはあくまでテトロン製のお話なので、本物だと1000万円かかったり・・・

 

僕が知っているので、神戸にある生田神社にある蘭陵王の装束は2000万円したそうです

 

田舎だったら家一軒買えちゃいますね。

 

ちょーっとさすがにこれは無理だな・・・と思うと思いますが、

 

山口個人で最近みてみたい蘭陵王があるんですよね?

 

最近若年世代にはFate Grandorderとよばれるゲームが流行っているのですが、



実はこのゲーム中に、蘭陵王が出てくるんですねー。

 

面がまあ、蘭陵王ですよね?

 

実はこの蘭陵王のコスプレ・・・装束が楽天市場に出ていました。

 











 

全部合わせて43300円、うん、普通の装束よりもかなり安いですね。

 

これは僕の個人的なものと、邪道で多分この動画に低評価ボタンをつけてくる人やコメント荒らしてきたり人いるのは覚悟の上でいうんですが、

 

これをつけて蘭陵王舞ってる姿、すげーみてみたいんですよね?

 

いや、まじで。

おもしろそうじゃないですか?

 

現代風蘭陵王みたいな感じで、

個人的にはめーっちゃこれで蘭陵王舞ったらどうなるのかをみてみたいものです。

 

と脱線してしまいましたが、何にせよ、装束はまあ買うには高かったりします。

 

もちろんレンタルもできます。

 

大体は35万くらいで一回レンタルができる仕組みになってたりもするので、それを利用するのもいいかもしれませんね。

 

さあここまでで十分なくらい話しましたが3つめに入る前にちょっと休憩させて下さい。

 

3,舞台物品


 

まあこれも正直いってめーっちゃお金がかかります。

 

 

舞台道具って何がいるのか?これも説明してみましょう。

 

地布、舞台の舞人がまったりするところの緑シートのことですね。

 

白布 欄干と地布の回りに白くおおうやつですね。

 

欄干 回り囲む奴、

 

毛氈、舞楽の演奏者が座るところ、

 

場合によってはおき台と胡床、椅子のことですね。

 

幕、後ろにつける赤と黒の幕に紋がついているやつですね。

 

とまあざっくりあげるとこんなもんかな?

 

まずは地布、これはまあざっくりと10万~20万はします。

 

そして欄干

物によりますがこれも20万以上はするかと思います。

 

大きい奴だとまあ100万とかしますよね?

 

毛氈

まあこれはものによりますが、座るところをおおうのであれば

ざっくり3万円はかかるかと。

 

置き台 これも布以外は自分らで制作している人が多かったり・・

 

毛氈があればまあいらないかもですが、現場によっては

毛氈がだめなところもあるので、こっちの方が利便性はあります。

 

胡床 15000円くらいで楽天で売っています。











20脚を用意すると100000円はかかりますね

 

そして幕 これも10万はします・・・

 

なんか言っている間にチーンとなるくらい落ち込みたくなるくらい、お金がかかるんですね・・・

 

どんだけ演奏会するのに物品がいるんだか・・・・

 

まあこの辺は、雅楽演奏者同士のツテを使えばなんとでもなるところでもあったりもするので、

 

全部買う必要はなかったりなので、ちょっともって話しています。

 

まあでもお金がかかる音楽であることには間違いありませんね。

 

まとめ


 

1,楽器について

羯鼓、太鼓、鉦鼓、箏、琵琶

2,装束

直垂、狩衣、襲装束、舞楽装束

3,舞台道具

欄干、地布、幕、毛氈、置台など

 

うん、正直全部揃えるとなると1000万円

 

あっても足りないくらいですね。

 

まあそれくらいお金がかかるんですよ・・・

 

おわかりいただけましたかね?

 

これ揃えている団体はかなり

 

お金もちだったんだろうなーと思います。

 

山口には、到底無理なハードルですが、少しずつ、

 

物品を揃えて自分の持っているものだけで

 

演奏会ができるように

 

したいなと思っている限りです。

 

というわけで、引き続きこんなマニアックな話しもしていきたいと思います。

 

今日のとか、まじ、誰向けやねんて話しでしたね。

 

というわけで本日はここまで! ご静聴、ありがとうございました。
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