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2020.06.09ブログ

団体によってちがう「雅楽」どういうところがちがうのかまとめ


こんにちは。山口です。

 

本日は雅楽団体によっての吹き方の違いについて話していきたいと思います。

雅楽っておもしろいところの一つに、

 

団体によってどころか、

 

団体の講師の先生ですら

 

奏法や舞い方などがまちまちな

 

部分があります。

 

本日はそんなどういうところが

 

ちがうのかを

 

まとめて解説させていただきます。

目次

1,吹き方

これは団体によっての

傾向が大きく見えてくるのがここです。

例えば、天理関係の人は

世代別にもよりけりの部分も大きいですが

音をガンガンパワフルに吹く傾向が

強かったりもします。

笙もガンガンはっていきますし、

篳篥は爆発したかのような音の出し方

龍笛は息の音がダダ漏れなくらい

大音量で演奏される方はまあ多かったりするものです。

それを対称的に、関西で活動している

「大阪楽所」や「四天王寺雅亮会」は

音は大きく吹くことをする人が少なかったりします。

繊細な音でもきれいに吹く吹き方をしている人が多く、

笙の人に関しては全くはらない吹き方をしている人も

いたりしています。

この吹き方は各団体のみならず、

宮内庁内でも全く同じ場所でやっているはずなのに

言うことが先生方によって全くちがいます。

吹き方に関しては、講師の先生のこのみによって

変わってきますので

まあこの辺は団体のみならず

個人でまちまちだったりします。

2,切る所

例えば、篳篥だと

越殿楽の三行目だと団体で分かれることが結構あります。

トロで息継ぎをするのか?

トロトでアテ切りをするのか?

龍笛だと双調の武徳楽の2行目のリイヤラチイラで切るか、

タまで吹くかで分かれます。

四天王寺雅亮会とかは宮内庁と別で

雅楽を伝承している団体だったりするので、

根本的に切り方云々全然違うことが多々あるのがこれも

おもしろいところです。

3,唱歌

唱歌で歌う音程がまちまちなのは結構あったりします。

これは旧世代の宮内庁の先生と現役世代の先生でもまちまち。

一応龍笛は芝先生や篳篥だと東儀先生が出したりしていますが

どうやらこの時は民間用と楽部用があったようで、

今の楽部の先生と歌い方が全然違ったりするのがあります。

まあ、最終は合奏であえば問題ないかと思いますが・・・

4,音程

これは篳篥が特におおかったりします。

特に調子で言うと盤渉調。

盤渉調に関しては同じ団体でもちがうことが多々あります。

メリ上がりにするかそのままにするか、塩梅にするか

龍笛も下無と勝絶や神仙と上無、この辺で分かれることはまあ

多かったりします。

5,音の移り変わり

高麗で多くなるのが音の移り変わり。

篳篥の塩梅をまえにするか後ろにするかで

分かれることも多々あります。

笛も胡蝶の4行目でトオロタルラのフレーズは

前にするか後ろにするかで分かれることも多くあります。

6,叩き方、弾き方

これは打ち物と絃のお話。

羯鼓の叩き方って実は楽部の先生方でも

まちまちなのです。

特に分かれるのは片来という片手でスーパーボール状に叩く叩き方。

天理関係では2泊目と3拍目の叩き方が4回になるように

と教えられていますが、他の団体はそんな決まり無く

結構いい加減だったりもするのが現状です。

太平楽の加えの叩き方も、5回、6回で分かれることもあります。

琵琶や箏も音取入り出しのタイミングが団体によって

まちまちだったりもします。

7,舞手

一番ちがうのが間違いなくここですよ!

楽曲は譜面がまだ統一されているから切るところや

そういう細かい違いしかないのですが、

舞は別物。

勿論宮内庁に習っている方々や団体の舞手も、タイミングの問題で

あったりとか、そういう細かいところでなんですが

四天王寺や厳島神社など、独自で伝承している舞楽はもう別物です。

特に蘭陵王。

この曲一つで舞手が全然違います。

興味のある方はまたYouTubeを下に貼っておきますので、どうぞご覧ください。

まとめ

大きな違いとしては

1,吹き方
2,切る所
3,唱歌
4,音程
5,音の移り変わり
6、叩き方、弾き方
7,舞い方

如何でしたでしょうか?

だんたいによってここまでちがうのか・・・

そう思われた方も恐らくおおかったのではないでしょうか?

これがおもしろいところだったりするわけですが、

これを知らない方も雅楽やってる方は多かったりもします。

いろんな奏法を勉強するのも、雅楽のおもしろい

ところだったりします。

今日はここまで!

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