2020.05.09ブログ
アフターコロナの世界になっても時代に追いつかない『雅楽』変化に強くなりましょうという提案

みなさんおはようございます。G W はどう過ごされましたか?
今日からまた休みになったりしますが、今年のG Wは外出を自粛を余儀なくされた方がほとんどだったのではないでしょうか??
この2ヶ月間、練習していないという人も団体もほとんどでしょう。
特に都市と地方、団体、個人、ネット環境といった違いで『練習格差』が広がってきていると私も危惧しております。
自分自身はYAMAHAのNETDUETTというアプリを使い、少人数でオンラインでの遅延が少ない稽古を満喫でき、自宅でも天理の方でも個人的にお稽古をやっているおかげでコロナ前とさほど変わらないお稽古ができておりますが、二ヶ月ほぼ楽器が吹けていない人も多いのではないかと思います。
何し目標が定まりづらいのは確かであり、7月までは団体などは動けないだろうと現在想定をしている段階です。
そんな中でも、このコロナが終息を迎えた中でも、アフターコロナの世界ではこう変わるだろうと予測をしている中ですが、個人では変わることはあれど、おそらくどの団体もアフターコロナの世界観では何も変化をしないのではないかと、今はおもっております。
人間は『慣性の法則』のように習慣から抜け出したり、変化することが非常に苦手な生き物です。
特にサラリーマンや宗教とかが非常にいい例です。
無駄なことで時間を浪費してる自覚はあっても、今リモートワークの普及を求めてもそんな中でも電車乗って通勤している人は減らず、働き方改革が叫ばれてる中でブラック企業は減らず、仕事後の謎の飲み会が今も続いているわけです。
宗教なんかも、教えと違うことが普通に行われていても、『いつもこれやっているから』とか『今までやってきてるからこれでいいんだ!』とか、『上のいうことを聞いていれば神様がご守護してくださるんだ!』とかいつまでも寝ぼけている人が多く、こういう思考がいつまでも変化を求めない根源となっていることが個人的にはやべえなと本気で思える最近です。
このようなジレンマにはまった人たちが今回、自粛警察とか名乗っているバカになり、会社生活や宗教活動に戻るのが嫌で嫌で、緊急事態宣言を伸ばしたがってる傾向も少なからずあるのではないでしょうか??
雅楽界や学校関係だってそんなものでしょう。
例えばある会ではこの期間練習がないのに会費だけ落ちていく。
学校だってリモートで授業をするにしたって、直接受けるよりも質が落ちるのは間違いなく、そもそも4月学校まるまるなかった中でも学費はとられていっちゃうわけです。
東大とか有名大学にいくのであればまあ在学しててもいいでしょうが、Fランク大学とかこの辺行ってるくらいなら自宅で無料でYouTubeなどで勉強できるので、自分で調べたいことをYouTube見る方が効果あるんじゃないかと思えるほど。
まあ、僕からすれば、そのような団体や学校は厳しく言いますが辞めた方がいいなと本当に思います。
僕も大卒ですが、僕がいってた時の大学と今の大学は価値が違うのが大きいから言わせていただきます。
要は、ただ単に『搾取』されているにすぎないと思うばかりです。
そこで本日はこんな提案、『変化』に強くなりましょう。
●練習ができないなら少人数で細々とでも練習しましょう!
三密を避けれる程度の人数、4人とかくらいならまあ大丈夫でしょう。リスクはあるにしても、大人数よりかは全然マシです。
ちなみに1人での練習は最近これをよく使い、音源を聴いていいます。
●オンラインでのお稽古ツールも活用しましょう。
YAMAHAのNET DUETTというPC用アプリを使えば、遠隔でも合奏ができます。
僕はこのG W期間これのおかげでいつものG Wより練習ができました。
勿論、インターネット環境やマイクやヘッドホンなど必要なものは多いですが、十分合奏するくらいなら問題なさそうです。
なにより、zoomなどのビデオ通話より断然、遅延が少なく合奏した気分に味わえます。
余談ですが、僕はこのマイク使っております!
●演奏会ができないなら、ネット上で披露しましょう!
今私が企画しているテレワーク演奏に参加するもよし!
YouTubeにアップするだって立派な演奏機会です。
インスタライブやライブ配信アプリも今では多くなってきました。この辺をせめるのも得策かと思います。
●先生にお稽古習いたいなら
オンラインレッスンを活用しましょう!
zoomやFacebookメッセンジャーを利用して行なったり、
さっきだしたNETDUETTなんかも活用すればさらに生に近い環境でお稽古受けることだって可能です。
僕のお稽古などは、お支払いもクレカやPayPayなどネット決済にも現在対応しております。
●自宅でもお稽古できない!状況なら
防音室作りましょう!笑 僕の知り合いはまじで東京の自宅に防音室はこの際に作ったそうです。笑
それかコロナが終息後に地方移住も進めます。
地方だったら騒音問題もなく練習ができるので本当に最高です。
今の時代にできない方法なんてないかとおもいます。
それよりも1番怖いものは、『変化しない』こと。これにつきるかとおもいます。
特に伝統芸能の世界は、どうも守ってやるという認識が強いからそうなりがちです。
雅楽だって時代変わるごとに変化しているのです!
謡物とかは平安時代は早く、応仁の乱で廃絶して戦国時代に復曲しましたが、江戸時代になったらめっちゃ遅くなったくらいです。
+、20年前の楽部の演奏の今の楽部の演奏のテンポや唱歌の仕方も変化している。
僕らはそんな変化が激しい時代に生きているのです。
その分、答えがないことに対して生きていく力を身につけなければ、雅楽の世界も、アフターコロナの世界にも生きていくことができなくなっていく、そう思う次第です。
とまあ長く話しましたが、雅楽をやっている皆様も僕も、変化に強く生きていきましょう!
今日はここまで!