2020.03.27ブログ

おかげさまでこの1ヶ月の予定が普段よりもスカスカな私なわけですが、、笑
そのおかげで今非常にできることが増えてきました。
それはタイトルにもある通り、『YouTubeの動画配信』です。
https://www.youtube.com/channel/UCsjhKkXYm38-WYOuIshpJCA
今年入ってから三管の唱歌と独奏の配信を始めましたが、本日で遂に計100本の動画を世に出すことができました。
このコロナウィルスの影響で空いている日が増えた恩恵をいただけました。
何故ここまでYouTubeにアップしてきたのか??
それはやはり、『雅楽界の敷居を下げる』『誰でも稽古をしやすい環境づくり』この二つを重点的にしていきたいわけです。
まず『雅楽界の敷居を下げる』
前回の投稿でも書いたように、雅楽ってやりたいなーと思っでぐぐったり検索しても、どこで習ったらいいかとか全然わからないんですよ。
有名な団体に入会するにも会費は結構高額な割に、グループレッスンばっかりで1年やって全然上達されない方も多い団体もあったりします。(どことは言えませんが…)
また、小学校で演奏いかせていただいても普通の人ができる音楽ではないという認識が非常にあるわけです。
神社や天理関係でも、未だに女性がやることに禁止されている団体だってあったりもします。
私としてはそこをどんどんなくしていきたい!
このまんま行ってしまうと本当にただの年輩の方々やおじさんばかりしかやらないものになり、若い人がしたいと思わなくなったり、習うのが非常に難しいと思う人が増えていくばかりです。
天理の方で天理若手雅楽会を結成したのも、狭山でも演奏会をして出演メンバーを若い子らを多くしているのも、やはりこの雅楽をする敷居を下げるために、若いメンバーでもこうやって演奏できるんだよって見せていきたいのもありますが、やはり今はどこでも聴けてオンラインやYouTubeで学ぶこともできるんですよという状況を作っていきたいのも大きいです。勿論自分みたいな若造でも、こういうことやってますよというアピールも込めてはありますがね…笑
まずは誰でも学べるというものにしたい!それが一つ。
次が『誰でも稽古しやすい環境づくり』、1番は間違いなくこれですね!
今のご時世、『毎日集まって稽古する』とか『週に何度か集まって管別や合奏をする』、学校の部活動ならまあできますけど、社会人になってのこれはナンセンスなわけです。
ただそうしないと練習どうするねん!と思う方いますが、
僕は『その場所でしか稽古ができない』環境をなくしていきたいんですね。
天理若手雅楽会は週一の練習を天理でやってますが、これも僕が個人的にやってる合奏会のようなもので、全員集まることなんて演奏会当日くらいしかない団体なんです。
普段はメンバーの好奇心で動いてるような団体なわけです。
じゃあその中で如何にいい演奏をできるようにするのか?となれば『誰でもどこでも練習ができる』環境を作っていくことです。
となれば、YouTubeに全ての唱歌と独奏、または合奏の映像があれば、それに合わせて誰でもどこでも毎日練習ができる環境を作れるようにしたらいい!こうなるとええわけです。
それに自分の力量を世にあげておくことで、得する事だって沢山あります。
先日、奈良の休ヶ丘八幡宮で奏楽に行った際も、YouTubeであげてると知っていていただき、聞いていただいてたみたいですが、それで吹き方や安心感をもっていただくこともあるわけです。
知らない人と奏楽するって案外恐ろしいもんですからね。笑
もう1人の篳篥の方も、YouTubeに多少アップしてくださってたおかげで、当日初合わせでもある程度どんな感じか掴むことができるわけです。
ある小学生はYouTubeで納曽利と抜頭の舞方を覚えた子だっているのです。
勿論変な癖とかはついてしまいますが、それならちゃんと舞える人に型直ししてもらえればいいんです。
それが週1回だろうが、月1回でもええわけです。
特にこのようなご時世、ネットの環境が非常によくなったからこそ、雅楽もそのような域で稽古できる環境にしていきたいわけです。
勿論、それだけの練習で上手くなるわけじゃないので、たまには型直しをする為に先生などに習えばええわけです。
多分、雅楽でもなんでもですが。これからは『行く時間』よりも『する時間』という自主性、即ち向上心を上げていくことが何に関しても重要になってくるかと思います。
そんなこんなで、私は今日もあしたもYouTube撮影に励んでいこうと思います。
ここでですが、ちなみに私もお稽古受けたいという方もホームページの方で募集しております!
山口創一郎のホームページ
本日はここまで!